学校の様子 [2024年9月]

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  • 【先週9月20日(金)の2年3組「数学授業」の様子から】三重県から指定を受けての「わかる授業推進事業」。川越中学校の数学授業においては毎年2年生にて「わかる授業推進事業」として効果的な少人数授業を実施しています。子どもたちが希望をしたクラスにおいて少人数での授業を実践します。学び合う・教え合う授業づくりから、子どもたちが「わかる・できたと思える授業」を大切に取り組んでいます!

    先週は9月18日(水)から9月20日(金)までの3日間を2学期の学校公開(授業参観)として多くの保護者の皆さま方や地域関係機関の皆さまに新しい校舎までお越しいただきました。学校公開の最終日となる9月20日(金)3限目の2年3組の数学の授業の様子から。本時の単元は「一次関数と方程式」。授業において、子どもたちにつけさせたい力の一つは「小グループにおいて、周りの生徒と協力し、教え合い、聴き合いながら課題解決に向けて取り組む力」です。

     

    授業のめあては、『二元一次方程式と一次関数との間にある秘密を見つけ、グラフを書くことができる』です。少人数で2つの教室に分かれた子どもたちは、『二元一次方程式と一次関数との間にある「秘密」』を話し合い、課題解決にむけて取り組みます。子どもたちは、近くの仲間と、2~3名の小グループでの話し合いを続けます。このような授業によって、土どもたち同士の学びの中から、次の2つの考え方を導きました。

     

    【考え方の方法①】通る2点を見つけ、グラフを描く方法。

    【考え方の方法②】通る1点を見つけ、式から傾きを読み取り、描く方法。

     

    子どもたちは、「学びの成果の確認」として、「どのようにしてグラフを描いたのかを、子どもたち自身が根拠を持って説明をします」。

     

    川越中学校では三重県からの指定を受けて、2年生の数学授業において「わかる授業推進事業」として効果的な少人数指導(ティーム・ティーチング)を進め、子どもたちの「わかる・できた」と思える授業を大切にしての数学授業を展開しています。

     

    事前に子どもたちからアンケートを取って、クラスを「標準コース」と「基礎コース」とに分かれます。子どもたちの希望により、年度内のクラス替えも行います。「わかる授業」という言葉通りに、少人数授業における強みでもある「学び合う・教え合う」ことを子どもたち同士がすすめ、授業者はその姿を見守りながら、必要に応じて、課題解決に向けたつまづきや困り感に寄り添います。そのような授業が川越中学校2年生数学授業ですすめる「わかる授業」です。2つの教室にわかれた子どもたちは、誰一人、学びをあきらめている人はいません。みんなで頑張れる授業がそこにはあります。みんな本当に頑張っています!

    2024年09月26日更新|学校の様子

  • 先週の学校公開(授業参観)から。保護者の皆さんも実験に保護者チームとして途中参加。【(3年2組)理科授業の魅力!『虹色の試験官をつくろう!』の実験を通して・・・「自分が立てた仮説を実験を通して追求していく」 】3年2組の生徒が全員で仮設を基にしながら授業を進める。そこには主体的で対話的で深い学びが続く!本時の授業テーマは『虹色の試験官をつくろう!』。協働的な学びを大切にし、班の中で活発な意見交流をし実験前の仮説を立てます。実験を通してどのように検証され、結果、虹色の試験官をつくることができたのかを考えます!本時で一番に大切にしたいのは「実験の失敗から何が原因か探り、あきらめずに試行錯誤することができる」です。2組の子どもたちは何度もチェレンジしながら『虹色の試験官』を作り続けて完成を目指した!!

    先週9月20日(金)の3限目。3年2組の理科の授業。授業者は担任でもある松井先生。単元は「さまざまな化学変化」。

    川越中学校の理科科の先生は、「授業開始の5分間が勝負!」と教えてくれます。今日の授業開始の5分間の内容は・・・。

    授業のめあては『班で協力をして虹色の試験官をつくろう!』です。松井先生は、「ムラサキキャベツ」を用意しています。アントシアニンという色素を活用して、酸性ナトリウム等を少しずつ試験官に入れながら実験をはじめていきます。実験を始める前には、必ず『仮説・予想』を立てます。松井先生の言葉には、『なぜ、そう考えたのか?!を大事にしたい!』『その考えを班の中で説明したり話し合おう!』という実験を行うキーワードが出てきます。わかりやすい言葉で子どもたちに、『なぜ?』を求めるように発信をしてくれています。生徒たちは、松井先生から与えられた監察の課題(視点)を持って、みんなで協力し合って課題解決に向けて取り組みます。みんな真剣です。

     

    このように実験前に立てた仮説を基にしながら、それぞれの班活動として試験官を活用した観察(実験)を繰り返します。酸・アルカリと指示薬の関係などから、「虹色の試験官」の作成方法を班で話し合い、意見を出し合い、何度も試行錯誤を繰り返しながらチャレンジしていきます。

     

    どの班も一番に取り組んだことは、「水溶液の色から試験官のどの部分が何性かを判断し、物質を試験官に入れていく順番を考えること」です。なかなかすぐには、「虹色の試験官」が完成しません。班活動としての実験から学び、何度もチャレンジしながら「虹色」を目指してみんなで協力をして頑張っています。

     

    その間の約25分の観察(実験)時間と、各班への観察結果のまとめを5分間。授業担当の松井先生は、みんなの一生懸命に課題解決に向けて頑張る姿をあたたかく見守ってくれている時間が続きます。それでも3年2組のみんなは、授業に集中。そして生徒だけで、観察し、実験を繰り返しながら謎を解いていく・・・・。そんな授業がおもしろいように進んでいきます。そんな3年1組の子どもたちの様子を見守ってくれていた保護者の皆さんも実験に保護者チームとして参加をしてくれました!そんなあたたかくて活発な子どもたちの主体的な学びをとっても興味を持って授業をずっと見ていました。

     

    実験開始から15分くらいで『虹色の試験官』が完成した班があらわれました。みんなとっても嬉しそう。個人での学びだけではなく、そこには何度もチャレンジをした班のメンバーとともに学んだ時間がとっても充実していて楽しかったのだと思います。

     

    今日の3年2組の理科の授業こそ、『主体的で対話的な深い学び』がここにはいっぱいつまっていました。このように生徒が内容に興味関心を持ち、「なぜ?」という疑問から、実験に取り組んでいく。生徒が創る、思考力を前面に出して取り組む授業を皆さていただきました。3年2組のみんな、松井先生ありがとうございました。そして、授業参観にお越しいただき、途中から実験に参加いただいた保護者の皆さんもありがとうございました!

    2024年09月26日更新|学校の様子

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