学校の様子 [2024年9月]

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  • 【(2年1組)家庭科調理実習第2弾!子どもたちの手作り味噌で作った「鮭のホイル焼き」】今年度の5月に家庭科授業として2年生では「手作りの味噌づくり」に取り組んできました。栄養教諭(川越北小学校兼務)の岸根先生からのアドバイスをいただきながら考えたメニューが『手作り味噌を使った鮭のホイル焼き』。2年生1組の子どもたちの手際の良さと班で協力し助け合いながら調理を進める姿に中学校入学してからの1年半の成長を感じます。調理することに主題をおくのではなく、日本の食文化の代表的な調味料としての「味噌」を知ること。そしてその味噌と合う食材や調味料を考えること。そして自分たちで食すること。川越中学校の調理実習はすべてが『食育』につながっています。

    本日9月17日(火)2年1組の4限・5限の家庭科授業「食育」の様子から。現在、川越中学校の家庭科授業では調理実習を行っています。2年生としての調理実習は第2弾。子どもたちの手作り味噌で作った「鮭のホイル焼き」。2年生の5月に家庭科の授業内で作った「手作り味噌」を熟成させ、5ケ月経って今日、班ごとで、その熟成味噌を使っての調理実習を行いました。

     

    このメニューは栄養教諭(川越北小兼務)の岸根先生のアドバイスと助言をいただきながら、授業担当の大池先生が「食育」を主としたメニューを考えました。小学校給食でも人気の高い「味噌を使った鮭のホイル焼き」を中学校の調理実習にも取り入れました。

     

    日本の伝統的な和の調味料と言えば「味噌」。その味噌を大豆から手作りで子どもたちは取り組んできました。味噌に合う調味料はマヨネーズ。子どもたちは班で協力して手際よく調理にとりかかります。1年生の調理実習から取り組みを見てきましたが、大池先生の説明をタブレットで確認しながらしっかりと聴きます。そして、班の中で役割分担をしながら調理に入ります。手際よく玉ねぎを切っていきます。味噌とマヨネーズの配合にも気をつけながら行います。盛り付けも、ホイルの包み方も班の中で教え合います。フライパンで班員分を時間をかけて丁寧に焼き上げます。

     

    写真でも紹介していますが、出来立ての「鮭のホイル焼き」は味噌のいい香りが本当に食欲をそそります。1組の子どもたちに、「校長先生も食べてください!」とわざわざ校長室まで届けてくれました。子どもたちが食す時間と同じく、校長室でも美味しくごちそうになりました。鮭の身がホクホクで柔らかく、味噌の味が優しくしみ込んでいました。味噌はコクがあって甘くて鮭と玉ねぎにしっかりとマッチしてすごく美味しくいただきました。ごちそうさまでした!子どもたちは、昼食のお弁当、デリバリ給食と一緒に、みんなで頑張って創り上げた「鮭のホイル焼き」を仲間とともに感想をしゃべりながら、楽しく食していました。

     

    5限目は、班のメンバーで協力して後片付けを行いました。大変スムーズで手際よく取り組んでいたことも聴かせてもらいました。振り返りはタブレットに入力をしていきます。班の中で、クラスの中で振り返りを交流していきます。この授業から、2年生の子どもたちが、「美味しかった」「楽しかった」はもちろんこと、「食育」について、自分たちが時間をかけて作ってきた味噌についても考えることができる振り返りもあったと聴いています。2年1組のみんなが班の仲間と一緒に、協力をしながら頑張っている様子がとっても印象的な家庭科の授業でした。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    2024年09月17日更新|学校の様子

  • 【3年生保健体育授業(体育理論と実技実習)『文化としてのスポーツ「ボッチャ体験」』】3年生保健体育授業では「ボッチャ体験」に取り組んでいます。領域は「体育理論」。単元名は「オリンピック・パラリンピックを学ぼう」です。教室での理論学習だけではなく、実際に体験をしてみる。それが『ボッチャ体験学習』です!みんないきいきと取り組んでいます!

    次の写真は、先週、先々週に3年生の保健体育授業において取り組んだ『ボッチャ体験学習』です。3年生の保健体育科の領域には【体育分野】【保健分野】【体育理論】があります。3年生では2学期からの保健体育授業を『体育理論』として取り組んでいます。

    3年生では「体育理論③」として『文化としてのスポーツ』を学びます。この章で学習する3つの項目は次のようになります。

    ①現代生活におけるスポーツの意義

    ②国際的なスポーツ大会の意義と役割(オリンピックとパラリンピックを学ぼう)

    ③人びとを結ぶスポーツ

     

    川越中学校では8年前頃までからコロナ禍までは、川越町社会福祉協議会の協力のもと、車椅子体験学習やボッチャ体験学習を総合的な学習における『障がいへの理解教育』の一環として実施をしていました。しかし、現在では、新学習指導要領のもと、教科書の内容も大きく変わり、保健体育授業としてより具体的にオリンピック・パラリンピックを学ぶ授業を実践していくことになっています。

     

    川越中学校では「ボッチャ体験学習」のための用具を一式購入し、まずは3年生から取り組みをはじめました。国際的なスポーツ大会の意義や役割として、オリンピックとパラリンピックが開催される目的や意義も学びます。今現在の世界を見てみると、自国の領土を守るという大義のもと、人を傷つけ、人の命を奪い合うような戦争が起っている現実に目をそむけるわけにはいきません。

    そのような世界にある許されない戦争という行為に対して、オリンピック・パラリンピックが開催されること自体が大きな意義と目的があることを子どもたちは授業で学びます。『世界平和と国際親善』です。川越中学校では、スポーツの本質を学びながらも、教室の授業だけではなく、クラスの仲間とともに、パラリンピックの代表的な競技種目である「ボッチャ」を体験しました。

     

    9月上旬まで開催されたパリパラリンピックでは日本のボッチャチームが3位決定戦で韓国を下し、3大会連続のメダル獲得という嬉しいニュースや車いすテニスでは、男子の部では小田選手、女子の部では上地選手が金メダル獲得というように、世界での日本選手の活躍が毎日のように紹介され、子どもたちにも十分に伝わっているのではないかと思います。「ボッチャ日本代表の杉村選手」は、メダル獲得が決定した際のインタビューでこのような言葉を発信してくれています。

     

    ■「ボッチャの認知度は上がってきているが、まだ十分ではないと感じている。選手として勝ち続けることで、注目され、ボッチャの醍醐味(だいごみ)を世界に発信していきたい」

     

    川越中学校の3年生では、すべてのクラスにおいて「ボッチャ体験学習」を実施しています。子どもたちは体育理論として、オリンピック・パラリンピックについて学び、その理論と知識を得て体験するボッチャ。子どもたちの取り組む様子は本当に良い表情で取り組んでいました。

    2024年09月17日更新|学校の様子

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