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【6組のみんなの笑顔がいっぱい!授業で作成した「12月の作品」はクリスマスに向けて!『クリスマスリース』です!】11月の作品「ポイントセチア」に続いての製作、今年最後の心を込めた作品が出来上がりました!川越中学校の職員玄関には早くもクリスマスが少しずつ近づいてきたように思います!ぜひ、川越中職員玄関で実物をご覧ください。今回の「12月共同作品」にも心が動かされます。6組のみなさん本当に心のこもったステキな作品をありがとう!
下記の集合写真は11月30日(木)の6組教室での写真です。集合写真はみんなとっても素敵な表情をしてくれています。6組のみなさんが授業で協働制作をしてくれた心のこもった作品『クリスマスに向けた作品「クリスマスリース」』です。交流学級の授業もあるため、6組のみんなが全員揃っての紹介ができないのは残念ですが、参加できる仲間が職員玄関に集って11月に協働制作をしてくれた「ポイントセチア」から、今日の「クリスマスに向けたクリスマスリース」の飾りつけへとチェンジをしてくれました。
今回の「クリスマスリース」製作のポイントは、秋に職員室前畑(花壇)で収穫したサツマイモの「つる」を利用して、6組のみんなで協力して素敵な作品を完成させてくれました。6組のみなさんの共同作品は、いつも職員室前に掲示をしてくれます。そこには必ず一言メッセージも用意してくれています。メッセージの内容も、作品もとっても心あたたまるものばかりです。共同作品にはいつも心が動かされます。
【6組のみんなからのメッセージ(作品に込められた想い)】
6組では、さつまいもを収穫した後の「つる」を使ってクリスマスリース作りをしました。リースには各々リボンを巻いたり、スプレーで色づけしたり、松ぼっくりやどんぐりを飾ったり、サンタクロースなどをつけました。川越中の皆さんの幸せを願って飾ります。Merry Christmas!(6組のみんなより)
6組のみなさんが日々の授業や活動の中で、みんなで協力をして創り上げた12月の作品は「クリスマスリース」。一人一人がクリスマスリース一つ一つに心を込めて大切に大切に創り上げた共同作品です。また、クリスマスリースの周りにはたくさんの松ぼっくりやどんぐりでデコレーションをしてくれました。サンタクロースも一緒です。いろんな表情のサンタクロースも必見です!ぜひ、川越中学校職員玄関に掲示してある作品をご覧ください。みんなで一生懸命に創ってくれた作品を見ると、絶対に心があたたかくなります。
6組のみなさん、担任の先生、生活支援員のみなさん、本当にありがとうございます。毎月毎月の作品にいっぱいの優しさとぬくもりとあたたかさをいっぱいもらっています。川越中学校の職員玄関は、毎月の6組のみなさんの共同作品がいっぱいです!
2023年12月4日更新|学校の様子
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子どもたちが全力で頑張る土曜日の部活動③【男子バスケットボール部の練習試合の様子から。来週からは北勢バスケットボール大会です。三泗地区新人大会第3位の実力はさらに向上をしています!】3年生とともに普段の練習から一生懸命頑張ってきた2年生・1年生が躍動!全員で頑張る強い川中男子バスケットボール部の姿をいっぱい見せてもらいました!
本日12月2日(土)の午前中の川越中学校体育館。男子バスケットボール部の練習試合として、東員町立東員第一中学校、いなべ市立北勢中学校をお招きしての強化練習試合を行っていました。
10月の三泗地区新人大会において、三泗地区第3位になった実力のあるチームです。何よりも、3年生の先輩たちとともに、日々の練習からみんなが頑張るチームです。今日の練習試合でもその勢いのまま、さらにレベルアップした試合を見せてくれました。
今日はケガ人もいましたが、ケガで試合に出られない選手もベンチの選手も全員がよく声が出ます。コートの選手もよく声を出しながら全力でバスケットボールに取り組んでいます。今日はリバウンドボールからの速攻もよく決まり、全員が攻守の速い切り替えを意識して取り組んでいるのがよくわかります。来週からの北勢大会が楽しみです。
チームみんなで頑張れ川越中学校男子バスケットボール部!ファイト!
2023年12月2日更新|学校の様子
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子どもたちが全力で頑張る土曜日の部活動②【サッカー部の練習試合の様子から。先週はAGFサッカー大会に出場をし、強豪地域クラブチームを相手に大善戦をした川中サッカー部です。】今日も地域クラブチームが対戦相手です。3年生とともに多くの試合経験を積んできた2年生・1年生が躍動!圧倒的にゲームを支配した強い川中サッカー部をいっぱい見せてもらいました!
本日12月2日(土)川越中学校グラウンドでは、サッカー部の練習試合が行われていました。先週までは三重県内各地で中学校部活動とクラブチームが一緒の大会として交わる「AGFサッカー大会」が行われました。
伊勢市で行われた大会は、川越中学校の対戦相手は強豪クラブチーム。強豪クラブチーム相手にも互角の試合となったと聞きました。残念ながら敗退となりましたが、本日の練習試合には、強豪相手にも互角の試合ができた川越中学校の強さが表れた試合となったと思います。
本日の練習試合は「FCスフィーダ」が対戦相手です。サッカーはこのように中学校部活動と地域スポーツクラブが大会で対戦したり、合同で練習試合を開催したりします。川越中学校のサッカー部にとっては貴重な試合経験を積むことができる絶好の対戦相手です。
川越中学校サッカー部は、中盤を中心としてサイドにボールをどんどん出して、ウイングが縦にどんどん攻めあがります。両サイドハーフの選手がどんどん走ります。そして中央にボールを集めて攻撃を止めない試合展開が続きます。とにかくチームみんなが良く動きます。守りにしても、しつこくボールにプレッシャーをかけ続けます。練習試合でもお互いのチームもみんな全力で頑張っています。
川越中学校のサッカー部みんなが試合の意図をもって、試合に臨み、自分の役割をしっかりと理解しみんなで頑張るチームとなっています。これからが本当に楽しみです。頑張れ川越中学校サッカー部!ファイト!
2023年12月2日更新|学校の様子
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子どもたちが全力で頑張る土曜日の部活動①【男子バレーボール部北勢地区6人制ジュニアバレーボール大会。試合の中で、一人一人が成長していく姿がよくわかります。1回戦を勝ち上がりました!頑張れ川越中学校男子バレーボール部ファイト!】12月は運動部の大会が盛りだくさん!大会やコンクールでの川中生の頑張りを見て応援をするのが本当に楽しみです!
12月に入りました。2学期期末テストも終わり、2学期も残すところ「あと3週間」となってきました(12月23日(金)2学期終業式)。部活動においては、運動部・文化部とも各大会やコンテストなどがはじまります。そのスタートともいえるのが、男子バレーボール部の大会「第105回北勢地区6人制ジュニアバレーボール大会」です。1回戦は菰野中学校体育館にて、いなべ市立北勢中学校が対戦相手です。昨年度はこの大会で北勢地区第3位となり、三重県大会へ出場をした大会です。
2年生がチームの中心となっての北勢地区男子バレーボール大会は、北勢地区の中学校部活動から12チームが参加をします。また、地域クラブチームから1チームが参加をします。計13チームが優勝を目指し、三重県大会につながる大会として位置付けられている大切な大会です。
川越中学校男子バレーボール部は、2年生を中心としてみんな普段の練習から一生懸命に取り組めるチームです。3年生とともに、多くの県大会や東海大会も経験した選手もキャプテンとして中心的な立場で頑張っています。3年生チームの時にはなかなか試合の出番がなかったメンバーも、3年生とともに練習や試合をしてきた経験がしっかりとつながっています。粘り強くみんなでボールを拾い、つなぎ、一生懸命なバレーボールを引き継いでくれています。
1セット目はさすがにチーム全体に緊張からくる堅さが目立ち、ミスから失点を重ねるケースがありましたが、試合中のコートの中でもみんなで声をかけあい頑張りました。よって、試合の中で自分たちで立て直し、1セット目は25-18で先取。2セット目もミスが重なる部分もありました、最終的に25-21。セットカウント2-0で1回戦を見事に突破しました。
2年生・1年生は試合の中で、どんどん上手になっていくのがわかります。大会という緊張感のある試合の中で、1人1人が貴重な経験を積み重ねて、チームとしての成長も感じることができました。これからが本当に楽しみな男子バレーボール部です。2回戦(準々決勝)は、北勢地区第1シード校の海星中学校が相手です。
相手にとって不足なし!思い切って相手にチャレンジしていきましょう!ファイト!川越中学校男子バレーボール部!
また、土曜日の早朝から大会会場まで保護者の皆さまには応援にかけつけていただきました。子どもたちの背中を押していただく声援と応援を受けて、子どもたちは全力で頑張ってくれました。本当にありがとうございました。これからも男子バレーボール部を支えてください。よろしくお願いいたします。ありがとうございました!
2023年12月2日更新|学校の様子
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音楽授業『(1年4組)和楽器の学習』【「箏(こと)を奏でる」】川越中学校の音楽授業で大切にしている日本の伝統音楽である『和楽器』の学習。1年生では「さくらさくら」を合奏していました!
本日11月29日(水)の5限目の1年4組の音楽授業の様子から。今、川越中学校の音楽授業では、全校で和楽器の学習に入りました。その和楽器は「箏(こと)」です。「琴(こと)」と「箏(こと)」は異なる和楽器だそうです。和楽器授業で使用する「箏(こと)」とは、楽器(箏こと)の本体の上に立てられた柱(じ)という可動式ブリッジを動かして音の高さを決めるものがついているものが「箏(こと)」だそうです(写真を参考:写真では白い柱のこと)。授業場所は武道場の畳の上で実施しています。
平成29年新学習指導要領では、「伝統や文化に関する教育の充実」として、小中学校の音楽授業において、「我が国や郷土の音楽」において「和楽器」が取り入れられました。中学校では『3年間を通じて1種類以上の和楽器を取り扱い、その表現活動を通して、我が国や郷土の伝統音楽の良さを味わい愛着を持つことができるようにすること』と必修化されています。「箏(こと)」や「三味線」「太鼓」などが代表的なものとして挙げられます。川越中学校では、2人に1台の箏(こと)を購入していただきました。そして、昨年度から、はじめて実技を伴う「和楽器授業(箏:こと)」を学びはじめました。今年度が川越中学校の「和楽器授業の2年目」。
1年生では、「さくらさくら」を弾けること。2・3年生は昨年度の経験を活かして、「箏ことを利用して曲をつくろう!」に取り組みます。1年4組は今日が2回目の和楽器授業です。音楽担当の間野先生に基本の教えていただき、ペアでチェレンジです(中には一人で練習する班もあります)。
先週から取り組んでいる授業の1時間目では箏に斜めになって座ることからはじめます。また、箏を弾く隣には、ペアの仲間がタブレットを活用して、自分でも振り返りができるように動画撮影をしてもらいます。今日で2回目の授業ということもあり、あちらこちらで「さくらさくら」の綺麗な音色が聞こえていました。1年4組のみなさんは他のクラスと同じように、使用のルールとマナーを守り、楽しく和楽器(箏こと)に触れていました。2回目の授業ですが、最後は全員で、箏での「さくらさくら」の合奏にチェレンジです。一生懸命が伝わる、一生懸命な音色が聴こえてきました!
2023年11月29日更新|学校の様子
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人権フォーラムでの学び【令和5年度「三重郡子ども人権フォーラム」に2年生の4名が参加をしました。】川越町・朝日町・菰野町から中学校・小学校の児童生徒が集まりました。川越中学校からも4名が参加し話し合いました。
本日11月28日(火)午後1時30分から菰野町役場にて『三重郡子ども人権フォーラム』が開催されました。
この取り組みは、三重郡人権・同和教育研究協議会が主催し、各町教育委員会と三重郡校長会が後援として行われる、三重郡の人権教育推進において大切にされてきた大事な取り組みです。三重郡の小学校・中学校からそれぞれ代表者3~4名(中学校は4名)が集まり、様々な人権問題や課題について話し合い、考え合う場です。
目的としては、人権問題や課題について真剣に考え、討議する場であることは間違いありませんが、同じ三重郡の学校で頑張っている子どもたちが、同じ目的を持って集まり、学校の枠を超えた学びの場であり、出会いの場でもあります。そして、この学びの場から、参加したメンバーが自分の学校に戻って、その学びの場から得たことや感じたことなどを還流報告としていろいろな形で考えながら、川越中学校の全校生徒へ伝える役割をお願いしたとも考えています。
昨年度参加をさせていただいた現3年生の2名の生徒は、今年の10月14日(土)四日市市文化会館にて開催された「三重県人権同和教育研究大会1日目の全体会」において、三重郡の取り組み紹介として「自身が参加をした三重郡子ども人権フォーラム」についての感想などを、菰野町・朝日町の代表者とともに、堂々とステージ発表をしてくれました。
川越中学校からは毎年2年生から代表者が参加をします。参加した2年生のみなさんは、自分の意見や考えを持って参加してくれました。初めての出会いと、初めての経験から緊張感いっぱいでスタートをしました。中学校グループは2つに分散して行いました。川越中学校の2年生担当の山本先生、菰野中学校・八風中学校の先生方が上手に、話しやすい雰囲気をつくるためにリードをしてくれます。ゲーム感覚で、楽しく自己紹介をし終わるころには、みんな笑顔で話しいに参加しています。そこからは、与えられた話し合いの課題について、参加した生徒たちで話し合いをどんどん進めます。「いじりといじめの境界線って・・・」「本当の仲間って・・・」というテーマに沿って話し合いが活発になっていきます。
初めての出会いであるみんなが、話し合い、語り合いながら、時間がたつにつれて「考えや想いをともに共有する仲間」になっていく様子がよくわかりました。きっとそこには、自分の話をしっかりと聴いてくれる、うなずいて共感してくれる、その言葉に賛同してくれる、拍手をしてくれる人がいて、自分を認められたという思いにさせてくれるあたたかな雰囲気があったからだと思います。
子どもたちの言葉からも、優しい言葉がけや、「ありがとう」という声もありました。かかわることの大切さ、周りの仲間の言葉から自分を見つめることができること。多くの学びがそこにはありました。はじめは、緊張感いっぱいな参加メンバーが、人権フォーラムが終わるころには、まだまだ話したりないなあという雰囲気もあったり・・・・しかし、参加したメンバーは充実感のある素敵な笑顔に変わっていました。
参加した4名のみなさん本当にありがとう!山本先生はじめ、川越町教育委員会の皆さま、今回のフォーラムを企画いただいた各町中学校の先生方、教育委員会の皆さま本当にありがとうございました。そして、参加した4名の背中を押していただき、作文等でもアドバイスをいただいたりして協力をいただきました2年生の先生方、保護者の皆さま、本当にありがとうございました。
2023年11月28日更新|学校の様子
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【3年生保育実習②(3年生1組・4組)】優しさいっぱいの3年生の良さがいかんなく発揮された2日間。秋晴れの気持ちの良い天気と同じく参加した生徒たちはさわやかな笑顔がいっぱいでした!保育実習1回目の2組・3組の生徒同様に参加した生徒みんなが充実感いっぱいで学校に笑顔で戻ってきました!町内5つの保育所・保育園・幼稚園の園長先生はじめ先生方、2日間にわたり本当にありがとうございました。
4年ぶりに実施させていただいた3年生家庭科授業の「保育」領域からの学びである「保育実習②」。先週の3年生2組・3組に続き、本日11月27日(月)は3年1組と4組が川越町内の北部保育所・中部保育所・南部保育所・川越幼稚園・ひばり保育園の5園にて保育実習を体験・経験させていただきました。
秋晴れのとっても気持ちの良い天気の中、天気と同じくらいの笑顔いっぱいの川越中学校の生徒の姿がいっぱい。緊張の中にも、園長先生はじめ、担任の先生のアドバイスを受け、3年生の子どもたちはすぐに幼児の中に入っていきます。幼児とできる限り近い目線を意識して自分からかかわりを求めに行きます。そんな3年生の子どもたちの姿から、幼児たちも笑顔いっぱいに嬉しそうに中学生のお兄ちゃん・お姉ちゃんに甘えてきます。このような姿からも、川越中学校3年生の子どもたちの優しさや、素直さが表れているように思います。
家庭科の事前学習では、すべての班が「手作り紙芝居(絵本)」を製作して読み聞かせの練習を積んできました。その練習の成果を発揮して頑張って取り組んでいました。ただ単に手作り紙芝居(絵本)を読むだけではなく、思い切りのジェスチャーを交えて、優しい声掛けをしながらかかわります。その様子は写真でもよくわかると思います。その姿は、幼児を楽しませようという気持ちだけではなく、自分たちも一緒になって楽しむこと、一緒になって遊ぶこと、一緒の目線で考えることができているように思いました。この姿は、先週の3年生2組と3組も同様だったと聞いています。
家庭科の事前学習のおいて、手作り紙芝居の作成ひとつにしても、幼児に合った接し方や遊びを考えることも、3年生のこどもたちが「保育実習」を本当に楽しみに、当日のイメージを持ちながらそれぞれが見通しを持って事前学習に取り組んできた成果だと思います。
学校に戻ってきた子どもたちの顔の表情は優しい表情で、すごく達成感と充実感を感じていることがよくわかる雰囲気であり、そのような成長した姿にも見えました。3年生の参加した子どもたちの感想が楽しみです。
インフルエンザやコロナ感染等の心配がある中でも、川越中学校3年生「保育実習」を快く引くけていただくとともに、丁寧なご指導と声がけをしていただき、中学生の子どもたちの様子を見守っていただきました5園の園長先生はじめ担任の先生方には本当に感謝しかありません。皆さまのおかげで、子どもたちは学校での学び以上の貴重な経験と体験と学び、そして大切な楽しい思い出ができました。将来のキャリア形成にもつながる時間となりました。ありがとうございました!以下の写真は、本日の取り組みの様子ですが、本当に保護者の皆さまに見てほしい写真ばかりです。
2023年11月27日更新|学校の様子
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先生たちも日々学びです。タブレットを活用しながら意見交流をします。【先生たちの学びの場『人権学習に関わる教職員研修会』の様子から】11月24日(金)2年3組の「人権学習」の授業実践発表を受けて。
先週11月24日(金)5限目。川越中学校では「人権学習授業実践発表」を2年3組で「部落問題学習から学ぶ人権教育」(「人の生き方とは~水平社宣言から考える~」を実施しました。この内容は、同日の川越中学校HPでも紹介をさせていただきました。授業実践発表を受けて、約2時間にわたり『川越中学校教職員全体研修会』としての「学びの場」を、本校研修委員会研修主事の間野先生の進行のもとすすめていきました。講師及び助言者として、三重県教育委員会事務局 人権教育課より齋藤 指導主事と同じく研修担当研修企画・支援班の山田研修主事、そして川越町教育委員会より小林 主幹にお越しいただき、丁寧なご指導・ご助言をいただきました。
令和2年度・3年度と2年間にわたり、本校で「人権教育研究指定校事業」としての取り組みを私たち教職員と一緒になって時間をかけながら一つ一つしっかりと着実に、本校における人権教育を積み上げてくださいました。また、令和4年度も今年度も継続して人権学習を進めていく上での相談や助言もお願いしています。『互いの人権を尊重し、仲間とともに差別をなくそうと行動できる生徒の育成』という研究主題のもと人権教育を進めてきました。その柱として2年間大切にしてきた学習は、①部落問題学習 ②仲間づくりです。部落問題学習は「人権問題の解決を自分の課題としてとらえる力」を子どもたちに育むことを大切にしています。
そして、「歴史学習の取り組みから自分を「見つめる」取り組みを入れて、自分が感じたり考えたりした意見を「語る」時間を多く取り入れていくことを大切にしてきました。また、「毎日が人権学習」として私たち教職員が意図した日常の取り組みも継続してきました。それは、『通信』の取り組みです。授業実践にて2年3組の授業の導入段階で活用した「学級通信」も、担任の谷先生が毎日発行している通信です。2年生では学年主任の石川先生から「学年通信」も毎日発行し、子どもたちの日常のことばをや想いをつなぎ、学年として目指す方向性を明確にしながら、子どもたちと一緒に考える学年・学級づくりをすすめています。
川越中学校では、人権教育研究指定校事業を受けから学校全体で『通信』の取り組みを大切にしてきました。「学級通信」、「学年通信」等を通じて、日常の子どもたちの言葉や思いをつなぎ、教師としての思いや考えを語り、つなげる。このように日々の活動の中で「見つめる」「語る」「つながる」活動を意図して取り組んできた2年間。2年間を継続した3年目。そして、4年目にあたる今年度。仲間づくりの視点をすべての教科指導と学校生活の中に位置づけ、『人権学習は日々の日常にある』という考えの中、「通信」を通じた取り組みを継続しています。
齋藤 指導主事には、この3年間の振り返りをしていただくとともに4年目を迎える今、そして今後にむけて、川越中学校の仲間づくりを柱にした講義をいただきました。『今の川越中学校だからこそ』大切にしたい視点をすべての教職員で再認識と再確認しながら、「見つめる」「語る」そして「つながる」意図した取り組みを通じて、「関わることを通じて、人権が大切にされる「仲間づくり」そして、一人ひとりを大切にする川越中学校の人権教育」を進めていきたいと思います。
齋藤 徳顕指導主事、山田研修担当、そして小林 康浩主幹ありがとうございました。今後も川越中学校の教育にチカラをぜひ貸してください。よろしくお願いいたします。
2023年11月26日更新|学校の様子
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川越中学校が大切にしている『人権学習』の取り組みから。【2年3組「人の生き方とは」~水平社宣言から考える~】学年通信、学級通信を通じて「日常の生活が人権学習につながっているっこと」。「日々人権学習」という言葉をみなさんに伝え、先生と生徒のみなさんでいつも一緒にその意味を考えてきています。だからこそ、本時の授業においてもみなさん一人一人が自分に置き換えて・クラスや学年のこととして受け止め、考えてくれました。
先日11月24日(金)の5限目。2年3組では『「人の生き方とは」~水平社宣言から考える~』として2学期になって8時間目の人権学習に取り組みました。この授業は、川越中学校「教職員の全体研修会」としても位置付けてすべての教職員が参加して取り組みました。川越町教育委員会学校教育課小林主幹、三重県教育委員会人権教育課市町支援班より齋藤指導主事、同じく研修担当研修企画・支援班の山田研修主事にもお越しいただき、授業を通して教職員への学びの場となるための提案・指導・助言をいただきました。
多くの教職員や町教委・県教委の指導主事等が参観する中、2年3組の子どもたちは、担任の谷先生がこの時間に対する意図をもって取り組む発問や提案にも、授業目的をしっかりと理解しペアや班での話し合い学習にもしっかりと取り組んでいました。
前時までの「西光万吉の生き方から考える~仲間とは何か~」までの学習までに、2年生の子どもたちは授業を通じて「仲間」について考えてきました。このような考えを記入してくれる生徒もいました。
「特別な人ではないけど仲間と立ち上がることができたのは、その仲間が悩みや苦しいことを受け入れたり、相談できる人がいるから。自分のクラスには、そのような人が多いと思います。けれど、私はクラスの人にとって、そのような存在になれているのかはわからないので、私はみんなにとって、そのような人になりたい。問題があったときに協力して立ち上がれるようになりたい。」という感想(振り返りから)がありました。
11月24日(金)授業研究としての2年3組の授業後には、このような感想(振り返り)がありました。
「熱や光」は一つの思いに対する希望や情熱、人間がお互いを尊重する思い、生きる証などと考えました。「人の世」「人間」は、色々な理由で差別されてきた人たちを、誰もが差別をされない世の中へ導くための言葉。クラスでも班長や室長を中心として、クラスとして一つの目標に向かって全員が情熱を持って取り組んだら、どんなことでも実現、具現化できると思いました。今、クラスで困っている人や悩んでいる人に、私たちのような班長・室長が応援等をして勇気づけることで悩みのないクラスになっていくと思います。」という感想もありました。
子どもたちは、「部落問題学習」の授業をしっかりと取り組むことによって、その差別の事実から、過去のことや他人事ではなく、真剣に自分事として考え、その想いや意見を周りに伝えることができるようになってきていると思います。そして、「自分は」だけではなく、「クラスは」「学年は」「仲間は」というように仲間に対する関わり方を考えることができるようになってきたと思います。
現在、川越中学校では全校で「人権学習」に取り組んでいます。川越中学校では、人権学習として「仲間づくり」を基軸として取り組んでいます。今年度からは、学校教育ビジョンの中にも、次のような言葉を明記しました。
『関わることを通して、人権が大切にされる「仲間づくり」』を柱として、一人一人の子どもたちを大切にした5つの取り組みをすすめます。その中の1つとして、『認め合う・支え合う環境づくり』があります。
①一人一人が安心して自分の想いを伝えることができる居場所づくり。
②生徒間交流ができる場の設定。
③いじめ差別を許さない心の育成。
④自尊感情・自己肯定感の高揚
『わかる・できたと思える授業』の普段の学習においても「聴き合い学び合う授業」から『聴く力の育成と仲間づくり』を大切にしています。日常の様々な学校生活の一場面をとっても、そこには「仲間づくりとしての学びの場」がいっぱいあります。
仲間とのかかわりの中から、そして学び合いの中から、安心して仲間とともに学習に取り組める環境の中で、子どもたちの学力向上に向けた取り組みも進めていきます。体育祭、文化祭とつながる行事を通しても、子どもたちは多くのことを学び成長してきました。いま、すべての学年で人権学習に取り組んでいます。人権学習において、自分自身を「見つめること」。自分の気づきや考えたこと、そして、自分を「語ること」。このような「語り合う」取り組みを通じて、仲間の思いや考えにも寄り添いながら、「自分事」として共有し、共感できること。そして「つながる」。川越中学校では明確な人権学習のビジョンと目的を持って取り組んでいます。そして、人権学習で気づきや振り返り、感想を「学級通信」、「学年通信」で子どもたちの考えを綴ってくれています。その綴られた子どもたちの言葉を、川越中学校の先生方は「通信」として共有し、共感し、その想いをつなげてくれています。
『人権学習は自分を磨くこと』、『人権学習は自分の生き方学習』として、これからも日々の生活の中で川越中学校の人権学習は続きます。
川越中学校では、日常の子どもたちの言葉や考えたことを「学級通信」や「学年通信」等で大切に発信しています。そこには、子どもたちの言葉から「成長」や「変容」を感じることができます。そして、川越中学校の「ホームページ」や「学校だより」では、毎日の学校生活においてい「仲間との関わりの中で、一生懸命に頑張る子どもたちと先生方の姿」を発信しています。
2023年11月26日更新|学校の様子
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【川越高校国際文理科「スタディツアー報告会」に川越中学校2年生が参加させていただきました!】高校生のみなさんの日々の授業や体験で着実に培ってきた英語力を活かしたコミュニケーション力、表現力、プレゼン力などがいかんなく発揮され、聴き手を引き付ける「伝える力」が、視覚に、そして中学生の心にしっかりと響きました!
川越高校国際文理科では、実践的な英語活用能力の向上とグローバル社会で活躍する生徒を育成する教育活動の一環として、2年生でシンガポールにおける海外スタディツアーを実施ています。4年ぶりに開催された報告会には、コロナ禍前と同様に、川越中学校2年生生徒をご招待いただきました。約1時間30分の間ではありましたが、高校生の高校生のみなさんの日々の授業や体験で着実に培ってきた英語力を活かしたコミュニケーション力、表現力、プレゼン力などがいかんなく発揮され、聴き手を引き付ける「伝える力」が、視覚に、そして中学生の心にしっかりと響きました!
オールEnglishでの報告でも、中学生でもわかりやすく、ジェスチャーで、映像や写真、イラストをしっかりと活用して視覚的にわかりやすく、聴き取りやすくわかりやすい丁寧な英語でのプレゼンにいつもまにか中学生の子どもたちがどんどん引きこまれていくのがわかります。表情ひとつにも表現方法として考えてくれているのがとってもよくわかります。プレゼンも高校生だけ、司会進行のナビゲーターも高校生。高校生の英語力だけではなく、表現力・行動力、そして、探求力・・・いっぱいの素敵な姿を見せていただきました。
すべての素敵なグループプレゼンが終了した後は、写真のように中学生に「クイズでの振り返り」をしていただきました。質問もすべてがオールEnglishです。質問に対して中学生の子どもたちは、どんどん手をあげてオールEnglishの質問にも答えようと、チェレンジをしてくれました。なんと、質問に対して答えた子どもたち全員が大正解!素敵なお土産までゲットしました!その空間は、はじめてかかわる高校生の先輩たちの中にも、中学生一人一人が積極的にかかわろうとしていたことがすごく嬉しいことでした。
川越町内の中・高連携事業としても、今後もぜひ継続して参加させていただきたいと強く思える報告会でした。何より中学生の子どもたち全員が、川越高校国際文理科のみなさんの学習の成果を目の前で見させていただいたこと、全力でプレゼンに取り組む姿やあたたかい雰囲気を創っていただいた行動力と企画力に強く心を動かされたと思います。そして優しく心に響くプレゼンが、今まで以上に英語に興味を持つきっかけを作っていただきました。本当にありがとうございました。
最後になりますが、このような貴重な体験と経験を積まさせていただきました、川越高校の校長先生、教頭先生はじめ、国際文理科の先生方に心から感謝し、お礼をさせていただきます。本当にありがとうございました。
【2年生生徒の感想から(一部抜粋して)】
■月間予定が配られた時からとても楽しみに思っていました。私は高校で学びたいことや具体的な進路は決まっていないのですが、それらを考えるととってもいい時間になりました。私には英語を話したいという思いがあるですが、スタディツアーで「一人で家で練習をしている英語」と「相手に伝わりやすいコミュニケーションをとることができる英語」には違いがあるのかもしれないと思いました。相手に伝わりやすい気持ちに乗った英語を、今日の高校生のみなさんのように話せるようになりたいと思いました。川越高校のみなさんを目標に頑張ります。
■私は英語に興味を持っていました。川越高校のみなさんの英語スピーチでの報告会を聞いたときに、たくさん話せてすごいなあ、かっこいいなあと思いました。私も英語をすらすらと話せるようになりたいです。イラストやグラフなどもあってとってもわかりやすかったです。川越高校についてもっと知りたくなってきました。
■最初に思ったことは「すごい」と思いました。すごいには3つの意味があります。1つ目は「こんなに英語がペラペラなんだということ。2つ目はとっても多くの人たちの前であんなに自信満々に話せていること。3つ目は英語がわからない僕にも、しっかりと伝わるようなプレゼンで、よくあんなに伝わりやすくなるなんて「すごい」と思ったことです。最後の振り返りで「努力」という言葉が使われていて、人よりもたくさん「努力」した人が「すごい人」になると思った。
■スタディツアーのプレゼンを見て、中学校で習っていないところの言葉も出てきて難しかったけれど、聞き取れる部分もありました。クイズは難しくて解けませんでした。でも楽しく聞くことができました。
■スタディツアーでシンガポールに行ったこと、学んだことなどについて聞きました。途中からはほぼ英語で難しかったけど、前の図とかジェスチャーなどを見て何となくわかりました。フードロスのことや地球温暖化のことについて聞き、知らなかったことが多かったです。とても良い経験になりました。これは川越高校のみなさんが4月から頑張ってくれていたから聞けたと思うので、自分も頑張っていきたいです。
■人前で堂々とスピーチできてすごいし、自分もあんなふうになりたいなと思いました。聞いていた話は少ししか意味ができなかったけど、画面のスライドやイラストでわかりやすくしていて、スピーチは工夫も必要なんだと思いました。
2023年11月22日更新|学校の様子