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多様な性のあり方~山口 颯一さんから深く学ぶ~【命の大切さを考える講演会② この講演会は出会い学習であり、その人との大切な出会いを通じて、その人の生き方に触れ、自分事として考え、学び、知ってほしい】貴重な時間となりました。これは川越中学校が大切にしている人権学習そのものです。
2学期の三者懇談会最終日の昨日、12月13日(水)の1・2限目は「いのちの大切さを考える講演会②」として、昨年度に続き、一般社団法人 ELLY 代表の山口 颯一さんを講師としてお招きし、「多様な性のあり方 ~山口 颯一さんに深く学ぶ~」という演題のもと、『自分らしさ』、『人を理解する』ということをご自身の経験を通じて講演をしていただきました。川越中学校が大切にしている「いのちの大切さを考える講演会」は『出会い学習』であり、いろいろな人の考え方生き方に触れる『生き方学習』であり、『人権学習』でもあります。
講師の先生の『生き方に触れてみる』。そして周囲の人や仲間のこと、自分のことをしっかりと考えるきかっけにする。出会いを通じた講演会から「いのちの大切さ」や「自分らしく生きること」を考え、気づき、そして自分事として受け止め、学んでほしい。そんなねらいのもと講演を実施しました。しかし、大切な出会いと学びの場である講演会を、コロナ感染症拡大により、3年生だけ体育館で、1年生と2年生が教室にてオンラインでの開催した昨年度。しかし、山口さんと同じ空間に居ることができなかった現3年生・2年生の子どもたちの顔の表情、子どもたちの空気感を熱量を直接感じとることができなかったことが本当に心残りでした。だからこそ、昨年度に引き続き山口さんの講演会の継続を希望しました。
山口さんの「周りの子と話しながらでもいいから」「楽にして話を聴いてほしい」という声掛けと、アニメのキャラクターを活用したわかりやすい説明など、子どもたちの表情はどんどん緊張からあたたかい表情に変わっていきます。LGBTQ性の多様性について学びながらも、山口さんの経験からくるご自身を語る言葉一つ一つには重みがあり、その山口さんの生き方に触れながら、自分事として考えることができる貴重な1時間となりました。
子どもたちの素直な振り返り、自分事ととして多くの子どもたちが受け止めていた振り返りの内容。その子どもたちの言葉を「学級通信」、「学年通信」としてつないでいただいた担任や学年の先生方。先生方の生の声からも、今回の講演会が、子どもたちの「確かに生きる学びの場」となったこと。山口颯一さんとの出会いが「子どもたちの心の中にしっかりと残ったこと」。そして、「自分と重ねて考えることができたこと」がよくわかりました。貴重なそしてこれからの川越中学校につながる時間をつくっていただいた山口颯一さんに感謝とお礼を申し上げます。そして、講演会をしっかりと聴き、しっかりと振り返りをしてくれた全校生徒のみなさんにも感謝します。ありがとうございました。
【 子どもたちの感想のほんの一部を抜粋して 】
■見た目では判断できない。それは、分かっていてもやっぱり見た目だけで判断してしまうことが多くありました。でもよく考えてみると、性別ってそんなに重要じゃないなって思いました。その人はその人だから。今の社会で大切なことは、自分が少しみんあと違うと感じる人がいたときに、その人がその違いを感じていることを、みんなんい安心して伝えることができることが大切です。みんなが好みも、性別も、考えることもみんな違って当たり前だし、だから面白いし楽しいんだと思います。自分の普通を押し付けづに、みんなが好きなことをして暮らせる、自分の想いを素直に話せる、そんな社会がよいと思います。
■LGBTは多様で、11人に1人がそうだと山口さんはお話をしてくれました。でも周りにいると感じにくいです。私たちがしらない中でも思い悩んでいる人がいると思います。さがすことではなく、そういった思いを持っている人たちが安心して相談できる環境づくりしていくべきだと感じました。見た目で判断したり、男の子、女の子の性別を決めつけたりすると傷つく人もいます。自分は自分。みんな違って当たり前なので、自分らしさ、その人らしさを大切にして日々の生活を過ごしていきたい。
■山口颯一さんの講演会はたった約60分のなかで多くのことが吸収できました。本当に中身の濃い講演会でした。他人事のようにとらえるのではなく、自分事のようにとらえバカにするのではなく、相談されるような人になりたい。そして手を差しのべたい。自分は2種類の性別しかないと思っていたけど、実は性別は58種類であるということがわかりました。自分は性別には2種類しかないという固定観念がありました。
■その人らしさ、自分らしさを互いに大切にしあって過ごせるようになることが、良い学年といわれるものでは、できることかなと講演を聴いて思いました。
■今日は講演会がありました。今日の学年通信に書いてあったように「相互理解」というのは講演会にも出てきたLGBTQを理解して当たり前にすることにつながっていると思います。性別に関することは、時には人を傷つけてしまうにので発言には気をつけて、LGBTQが当たり前になるようにしていきたいです。
■自分のことを基準にするのではなく、たくさんの考え方があるというのをしっかり思って、全員が過ごしやすい環境を創っていくのが良いと思います。
■昨年の講演会の忘れかけていたことを思い出すことができ、とても良い時間を過ごすことができました。私はこの15年間、自分の好きなこと、好きなものは隠さずに過ごしてきました。しかし、それは小学校からの仲の人が大半で、自分のことがいいやすい環境だったのもあると思います。これから、高校、大学、社会と自分の地域からどんどん離れていき、今のように自分をさらけ出すことは難しく、相手にあわせなければならないのかと思うと不安でした。山口さんの講演を聴くことができ、自分の好きなもの、ことは我慢せず、「自分らしさ」を追求し、周囲の人も一緒に過ごしやすい環境にすることの大切さを知ることができました。これからは、自分も周りの人も気持ちよく過ごすことができるように、自己開示や、いつでも相談に乗れるというようなふれ合いを増やしていきたいと思いました。
■世の中がまだ、居心地が良い、住みやすい社会には完全になっていないということです。だから少しでも多くの人がLGBTを理解し、受け入れることで、どの性別の人でも快くいられる社会が近づくと思います。そして、誰もが自分のなりたい性でいられる雰囲気を世の中が創っていくことで、誰もが自分の性をオープンにして、悩まずにいられるのではないかと思いました。
2023年12月14日更新|学校の様子
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【第41回全国中学生人権作文コンテスト三重県大会 四日市市・三重郡地区の入賞者表彰式。そして朗読会】川越中学校から2年生山下さん(最優秀作品受賞)、3年生加藤さん(優秀作品受賞)の2名が表彰をされました。また、山下さんは「三重県奨励賞」も受賞しました!自身の経験と照らし合わせ深く考え、人権作文として想いや考えを綴り発表してくれたことは、大きな一歩を踏み出てくれたのだと思います。本当に心を動かされる表職式・朗読会でした。
昨日12月10日(日)四日市市文化会館において『人権作文コンテスト三重県大会三泗地区予選の入賞者表彰式』が行われました。今年度の人権作文コンテスト三重県大会三泗地区予選会には三泗地区内のすべての中学校から、「3,845編の人権作文」が応募され、9名の人権作文が三泗地区予選で入賞いたしました。三泗地区代表の9名の入賞者の中で、川越中学校からは2年山下芽生さん(最優秀作品賞)と3年加藤緑羽さん(優秀作品賞)2名の生徒作品が入賞となり、本日の表彰授与というすばらしい結果となりました。おめでとうございます!昨年度の6名の入賞に続き大変嬉しい結果となりました。2年生の山下芽生さんの人権作文は、12月10日(日)の中日新聞朝刊【三重県版】に、三重県人権作文コンテストにおいて「奨励賞」も合せて受賞をいたしました!心からおめでとうございます!
また、表彰式と合せて、自身が書いた人権作文を朗読する時間もありました。3年生の加藤さんは都合のため、表職式のみ参加し、「入賞作品の朗読」は川越町人権擁護委員の牧野さんに代読をしていただきました。
この人権作文コンテストは昭和56年(いまから41年前)から始まった取り組みです。きっと保護者の皆さまも中学校時に人権作文に取り組んでいただいた経験もおありかと思います。そんな伝統のある人権作文コンテストには、川越中学校からも毎年の夏休みの課題として全校生徒を対象として実施してる大切な取り組みです。今年度の川越中学校のみなさんの人権作文には、中学校で学んだ人権学習について考えたこと、日々の生活の中で疑問に思ったこと、友だちのこと、家族のことを取り上げたり、障がいを持つ人の人権、外国にルーツを持つ人にかかわる人権、男女平等、LGBTにかかわること、そして今年度は戦争と人権について取り上げる人もいました。このように人権にかかわって様々な視点を持ちながら人権作文に取り組んでくれました。特に2年生、3年生では川越中学校で学んだ人権学習について考えたことや学んだこと、疑問に思ったこと、そしてその学んだことを活かして考えたことなどを題材にして取り組んでくれた仲間が多かったのが印象に残っています。
川越中学校は令和2年度から三重県の人権教育研究指定校事業を受け、「互いの人権を尊重し、仲間とともに差別をなくそうと行動できる生徒の育成」という研究主題のもと、『人権学習』を時間をかけて大切に取り組んできました。3年目を迎える現在でも、『仲間づくり』を学校の主たる活動の中心に置き、「すべてが仲間づくりにかかわる学びの場」として教職員が子どもたちとともに学校づくりをすすめてきました。今回の川越中学校の人権作文には、様々な身近な課題や問題などを「他人事」ではなく、「自分事」として考え、悩み、気づき、そして少しずつでも行動にしていこうという内容が多かったことも本当に嬉しいことでした。まだまだ川越中学校には様々な課題があります。友だち関係に悩む生徒、自分自身の進路に悩み考える生徒、自分の家族のことなど・・・・。だからこそ、川越中学校では、これからも人権学習を大切に進めていきます。人権学習を通じて、自分を磨き、自分自身を高め、これからの生きる力につながることを願って進めていきます。
昨日、表彰を受けた2名(1名は都合で表彰式のみ参加です)のみなさん。本当におめでとうございました。また、一緒に参加いただいた保護者の皆さん、川越中学校人権教育担当の寺本先生、本当にありがとうございました。
【表彰者2名の紹介をします】
<四日市市・三重郡地区 最優秀賞受賞>
<三重県大会 奨励賞受賞>
■2年3組 山下 芽生 さん
<四日市市・三重郡地区 優秀賞受賞>
■3年2組 加藤 緑羽 さん
2023年12月11日更新|学校の様子
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フルセットの末に1回戦突破!2回戦は、あと一歩及ばず惜敗。しかし粘り強い試合ができました!12月9日(土)女子バレーボール部みんなで頑張る姿【女子バレーボール部「第105回北勢地区6人制ジュニアバレーボール大会」】土曜日の早朝から多くの保護者のみんなさまにもいっぱい応援をしていただきました!ありがとうございました!
【第105回北勢地区6人制ジュニアバレーボール大会」 12月9日(土)四日市市立楠中学校体育館】
■1回戦 対 富洲原中学校 1-2 勝利
■2回戦 対 常磐 中学校 0-2 惜敗
12月9日(土)四日市市立楠中学校体育館において、「第105回 北勢地区6人制ジュニアバレーボール大会」が開催されました。10月の三泗地区新人バレーボール大会から2ケ月が経過しました。10月の新人大会では粘り強く戦い、接戦の中1回戦を突破したのですが、2回戦惜しくも惜敗。あれから2ケ月。あらたなチャレンジができる大会です。北勢大会は三泗地区のチームと桑名市・いなべ市・東員町のチームの総勢42チームが優勝を目指し競い合います。
川越中学校の1回戦は、四日市市立富洲原中学校。今までも練習試合等で何回か対戦したことのあるチームと聞いています。1セット目から大接戦のシーソーゲームが続きます。1回戦ということもあり、体も心もほぐれていないのか、サーブミスや守りの声かけができなくてサーブレシーブのミスが続くような場面がありました。
しかし、粘り強い守りが続く場面が増えてきて、徐々にぺースをつかんでいきます。1セット目は粘る相手を振り切って1セット先取。
2セット目も一進一退の好ゲームです。しかし、ミスが重なるとチームの雰囲気も重くなります。こんな時こそ、普段の練習のようにみんなで笑顔で元気にプレーができるのが川越中学校の女子バレーボール部の強みだと思います。2セット目は残念ながら富洲原中学校が奪い返します。2セット目終了段階で1時間を越えるような試合となっています。
負けられない3セット目は15点先取のゲームです。時間は1時間30分になろうとしています。それだけ、両チームとも粘り強く、あきらめないで頑張っている証拠です。1セット目・2セット目・3セット目とすべてのセットで選手を一部入れ替えながらチームみんなで戦います。負けられないという気持ちから、緊張や硬さも見えましたが、1試合目からコートの選手もベンチの選手もみんなで声を出し、1つ1つのプレーに集中して頑張りました。ミスがあってもピンチサーバーの連続得点などチームみんなでカバーしたり、相手の攻撃を粘り強く守ることができたり、1戦1戦、1プレーごとに力をつけてきているのがわかります。
3セット目は14-14の「デユース」までのいく接戦となりましたが、チームみんなで頑張って勝ち上がりました。2回戦も少年団経験者の強豪チームを相手に、粘り強くあきらめずに戦いました。2回戦敗退ではありますが、チームにとっても個人にとっても必ず自信となり、成長につながる2試合となったと思います。だからこそ、これからの日々の練習が大切になってきます。きっと今回の試合で、サーブレシーブやポジショニングなどの基礎基本の大切さや、試合経験の大切さも身をもって理解してくれたと思います。
「日常の生活の中に試合があり、試合では日々の日常の姿が現れます」。一つ一つの切り替えを早くし、みんなで声を出し合い、大会で学んだことをつなぎ、活かしてほしいと思います。期待しています!頑張れ川越中学校女子バレーボール部ファイト!
最後になりますが、今回の大会も朝早くから本当に多くの保護者の皆さまに大会会場までお越しいただきました。体育館はかなりの寒さの中でも、保護者の皆さまは子どもたちの全力で頑張る姿にあたたかい声援と応援をいただきました。子どもたちは、保護者のみなさまの応援は本当に嬉しそうでした。ぜひ、これからも川越中学校女子バレーボール部の活動にご理解とご協力をお願いいたします。本当にありがとうございました。
2023年12月11日更新|学校の様子
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先週1週間の振り返り『川中の子どもたちと先生の頑張る姿から』⑤【『読むことは創ること』子どもの本専門店「メリーゴーランド店主 増田 喜昭さんの講演会を開催しました!】~ 今すぐにでも、本を手にしたくなる話 ~子どもたちがどんどん増田さんのお話の中に、引き込まれていくのがわかります。本の世界に川越中学校のみんなで入り込んだ宝物のような時間になりました!増田さんありがとうございました!
新たな本との出合い。初めての増田さんとの出会い。そして、増田さんのお話から、川越中学校の子どもたちと先生方みんなが「本の世界に入り込む」、「自分が好きな本をもう一度読んでみたくなる」、「本の物語に自分がいる」そんな時間を共有し、今すぐにで出も本を手にしたくなる話を聴かせていただきました!ありがとうございました!子どもたちは、初めて出会う増田さんと、そして、はじめて出会う本との出合いをいっぱい体験することができました。
子どもたちが、時間が流れるとともにどんどん話の中に前のめりになっていく雰囲気がよくわかりました。12月とは思えない、ポカポカ陽気の中、子どもたちは心とからだのチカラを抜いて、あたたかい雰囲気の中、メリーゴーランド店主 増田 喜昭さんの世界に、本の世界に連れて行ってもらう貴重な時間となりました。
先週12月8日(金)の6限目は全校の「総合」の時間として、『読書活動推進にかかわる講演会』を開催しました。講師は、四日市市松本にある「子どもの本専門店 メリーゴーランド店主の増田 喜昭さん」です。全校生徒が対象ですが、三重郡PTA「子どもの未来を語る会」の取り組みともタイアップして開催をし、平日ではありますが保護者の皆さまにもお越しいただきました。
子どもたちにどうしても出会って欲しい人、子どもたちにどうしても話を聴いてほしい人、本の大好きな川越中学校の子どもたちに対してどうしてもお話をしてほしい人。増田 喜昭さんに大変お忙しい中、無理をお願いして講演会をしていただきました。講演会のスタートは「駒まわし」を披露していただき、子どもたちのつかみはバッチリでした。そして、子どもたちの心をどんどんつかんでいく、子どもたを本の世界に連れて行っていただくお話がはじまりました。
川越中学校では、今年度から「学校づくりビジョン(学校教育目標)」の具体的な活動方針の中の『心とからだの健康』のところに「読書活動の推進」と「子どもたちの心に響く・迫る講演会(いのちの大切さを考える講演会)」を大切な取り組みとして位置付けています。川越中学校の図書室は毎日、本の大好きな子どもたちでにぎわっています。本を読みたい人、本を借りたい人、本を返す人、図書室の雰囲気が好きで来る人、新しい本を探しにくる人・・・そんな子どもたちでいっぱいです。
また、川越中学校で大切にしているのは、放課後の図書室利用を認めていること。放課後の本の貸し出しを認めていること。多くの中学校で放課後の図書室利用は部活動等もあるため、開館させない学校が多くある中、川越中学校は放課後の図書室利用を大切にしています。これからも必ず放課後利用は継続します。1分でも10分でも子どもたちが日々本に触れ合う時間をつくりたいという思いからです。専門委員会の図書委員会のみなさんが役割分担をして、月~金までの毎日のお昼休みと放課後を開館してくれています。
講演会が終わって、増田さんのお話の余韻がさめないまま、帰り学活を終えた本の大好きな子どもたちは、こちらが想像する以上にいっぱいの子どもたちが図書室に集ってくれました。講演会に合せて、教頭先生が中心となり、図書委員会担当の古市先生に事前に増田さんの講演会の中で紹介していただく本を購入し、図書館司書であるリブネットの舘さんにブックカバー(ブックシール)等を貼っていただき、子どもたちが『今すぐにでも、本を手にしたくなる』ように、放課後の貸し出しから、増田さんに紹介していただいた本を用意していただきました。一番人気は『はてしない物語』を3年生の男子生徒と1年生の女子生徒が嬉しそうに借りていきました。また、映画「千と千尋の神隠し」のモデルとも言われる「霧のむこうのふしぎな町」もすぐに貸し出しされました。また、紹介していただき、子どもたちがどんどん前のめりになって話を聴いてくれた『白鯨』については、すぐに注文をさせてもらいます。
放課後のたった20分の貸し出し時間は、新たな本と出合いたい子どもたちでいっぱいでした。そして、図書館司書の舘さんと子どもたちが本の内容でお話をしている時間は、増田さんのお話の本の世界がそんまま続いているあたたかな時間となっていました。中には、明日おうち人とメリーゴーランドに行ってきます!と嬉しそうに話をしてくれた子どもたちもいました。
一番嬉しかったのは、なかなか学校に登校することが難しくなっている生徒が、ずっと増田さんのお話を聴くことを楽しみにしてくれていて、講演会当日に登校できたこと。体育館でお話を聴くことができたこと。本当に嬉しかったです。
【子どもたちの感想からほんの一部抜粋】
■講演会で、本がすごく読みたくなった。朝読のとき積極的に読みたい。
■講演会すごく楽しかったし面白かったです。「果てしない物語」と「フクロウくん」という本が気になりました。読んでみたいです。
■今日、店長さんのお話をききました。めっちゃ読みたくなりました。「はてしない物語」をよみたいです。
■本のことについて、自分の世界観を持ちながらのお話をしてくださいました。みんなに伝わるように、好きなことすきな本を本気で話してくれているのを見て、自分も何か「これ!」と言えるような好きなことだったり、本気で向き合えることを見つけたいなと思いました。
■講演会すごくおもしろくて、メリーゴーランドに行きたいと思う45分でした。僕も大人になった時、こういう人になりたいと思いました。
メリーゴーランド店主の増田さん、そして今日の講演会までに紹介本の準備をしていただきました教頭先生、古市先生、リブネットの舘さんありがとうございました。
2023年12月10日更新|学校の様子
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先週1週間の振り返り『川中の子どもたちと先生の頑張る姿から』④【10月から始まった川越中学校ALT Mr.John先生の『12月のEnglish Circle』がはじまりました】『12月のEnglish Circle』は、12月8日(金)・14日(木)・19日(火)・20日(水)の放課後に開催します!ぜひ、一人でも多く参加をしてみてください!
【Mr.John先生の『12月のEnglish Circle』についての詳細紹介】
■12月 8日(金)放課後は 「English Games」 開催済
■12月14日(木)放課後は 「1年生のSpeaking Test Practice] 受付中
■12月19日(火)放課後は 「TBD(内容は不確定ですが実施します!)] 受付中
■12月20日(水)放課後は 「TBD(内容は不確定ですが実施します!)] 受付中
受付は、職員室前の長机に設置してある、English Circle用の申込箱に希望する人が、各自で申込みができるようになっています。
Merry Christmas, everybody! I hope everyone can enjoy Christmas and the New Year, safely and healthily.
Thanks to all the students who have participated in my “English Circle” over the last two months. We have had many successful and fun sessions and there will be more to come. Because of the “Parent-Teacher-Student” meetings (三者懇談会) next week and the semester ending on the 22nd, December has been a challenge to find days to schedule for the “Circle”. I have found four days: the 6th (Friday) will be English Games, and 1st year students can practice for their speaking test, which will be early next year, on the 14th.
The other two days are the 19th and 20th but details have not been decided. Ideas for these days could include a speaking practice for 2nd years or more practice for the 1st years, depending on demand for more practice. Of course, we can do more English games or English videos and music about Christmas if we want. Again, thanks to all the students who have come to “English Circle” already!
みなさん、メリークリスマス! 皆様が安全かつ健康にクリスマスと新年を過ごせることを願っています。
この 2 か月間、私の「イングリッシュ・サークル」に参加してくださった生徒の皆様、ありがとうございました。 私たちはこれまでに多くの成功した楽しいセッションを行ってきましたが、今後もさらに多くのセッションが行っていきたいと思います。
来週は「三者懇談会」があり、22 日には2学期が終了するため、12 月は「イングリッシュ・サークル」の予定を入れる日を見つけるのが大変でした。 4日間と決めていて、6日(金)は英語でゲームです。 1年生のみなさんは14日(木)の英語授業においてスピーキングテストを行うために練習ができます。
「イングリッシュ・サークル」の残りの2日間は19日と20日だが詳細は未定です。 この日のアイデアとしては、さらなる練習がしたいという思いに応えて、2 年生は「スピーキングの練習」、1 年生にも「スピーキングの練習を行うこと」を考えています。 もちろん、必要に応じて、クリスマスに関する英語のゲームや英語のビデオや音楽をもっと見ることもできます。 改めて、「イングリッシュ・サークル」に来てくださった生徒の皆様、本当にありがとうございました!
2023年12月10日更新|学校の様子
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先週1週間の振り返り『川中の子どもたちと先生の頑張る姿から』③【川越中学校ALT Mr.John先生の「12月」English board】12月はクリスマス!John先生ありがとう!12月の『English Circle』もよろしくお願いします!
今年最後の「12月English board」を川越中学校ALTのMr.John先生に作成していただきました。John先生、毎月毎月English Boardの作成ありがとうございます。季節に合えあせたデコレーションいっぱいのメッセージボードはいつも大変あったかくて、内容もオールEnglishだけど、川越中学校の子どもたちにはしっかりと伝わっていますよ。
子どもたちの日常の生活の中で、英語授業以外に、川越中学校の中にいつも「英語を聴く・話す・書く・考える・見る」時間や場所があれば、子どもたちは、今以上に英語に親しみ、興味や関心を持ち、英語を話してみたいとか、英語を聴けるようになりたいとか、英検3級・2球を目指したい・・・・という気持ちになっていくと考えます。
その大切な役割を、川越中学校ALTのMr.John先生にも一役を担ってもらいたいといつも考えています。
川越中学校のALTは毎日勤務の常勤として、子どもたちの英語授業にかかわってくれています。今年度は、常勤の強みを活かした取り組み①「毎月のEnglish board」 ②「10月からスタートをした毎月のEnglishb Circle」です。また、ジョン先生には、休み時間や昼休みなどを利用して、子どもたちとコミュニケーションをとってほしいともお願いをしています。すべては、川越中学校の「子どもたちの学力向上」と「英語に日常的に親しむことができる環境づくり」と「英語力(聴く力・書く力・話す力・読む力・考える力)の向上」です。ジョン先生、これからも持続可能な継続できる取り組みをよろしくお願いいたします。
【12月のEnglish Boardから、Mr.John先生からのメッセージ】
Happy Holidays, everyone! I hope everyone is doing well. It is hard to believe that this year is almost over. Everytime that I go shopping, I hear Christmas music. But, I always hear the same 2 or 3 songs. There are so many different songs about Christmas in the U.S, so I decided to make my English boards about many of the songs that we listen to in the U.S. Some songs have been around a long time. Many are from Christianity (it is supposed to be Christ’s birthday, after all). For me, these are as much a part of the traditional Christmas songs as those about Santa Clause. I have made a long list of different songs, both old and new, and I hope the students can enjoy hearing all the Christmas songs.
皆さん、ハッピー・ホリデーズ! みんなが元気でいることを願っています。 今年ももうすぐ終わりだというのが信じられません。 買い物に行くたびにクリスマスミュージックが聞こえてきます。 でも、いつも同じ曲を2、3曲聞いてしまいます。 アメリカにはクリスマスに関するさまざまな曲がたくさんあるので、アメリカでよく聞く曲の多くについて「イングリッシュ・ボード」を作ることにしました。中には長い間使われている曲もあります。 多くはキリスト教出身です(結局のところ、クリスマスの日はキリストの誕生日であるはずです)。 私にとって、これらはサンタクロースに関するものと同じくらい伝統的なクリスマスソングの一部です。 私は新旧さまざまな曲の長いリストを作成しましたので、生徒たちにすべてのクリスマスソングを聞いて楽しんでもらいたいと思います。
2023年12月10日更新|学校の様子
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先週1週間の振り返り『川中の子どもたちと先生の頑張る姿から』②【1年生の「食育授業(1年生3組)」の様子から】家庭科授業担当の大池先生と栄養教諭の岸根先生(川越北小との兼務)のコラボにて授業を実施。非常食の比較調理~お湯と水で比べてみよう~。
先週12月4日(月)から8日(金)の1週間、1年生では毎日1クラスずつ家庭科の授業として『食育授業』に取り組みます。授業内容は、『「災害に備えた住まい(非常食を美味しく調理しよう)」(三重県学校給食会共催)』です。川越中学校では、2020年より1年生の家庭科の授業で「住生活」の「災害に備えた住まい」を学習した後、「非常食の比較調理~お湯と水で比べてみよう~」として、非常食(アルファ米)を使った「食育授業」を行っています。今年度は4年目を迎える取り組みです。
川越中学校の「食育授業」については学校だより、HPで全ての学年で取り組んできた授業内容や子どもたちの学びの様子をできるだけ詳細に紹介してきました。今年度からは、川越中学校の「学校づくりビジョン(教育目標)」の中にも明記して取り組むほど、大切な位置づけとして多くの関係機関と連携しながら取り組んでいるものです。
「調理室」で「調理・試食」「非常食のアルファ米についての栄養教諭による講義」もあり、いつもの「家庭科」とは違った雰囲気で授業を受けます。非常食(アルファ米)は、すべて「川越町安全環境課」から防災教育にも関連した取り組みということで、すべて寄付をしていただいています。
本日は3・4限目にて1年3組において「食育講座」を実施しました。2年生、3年生は1学期と2学期を利用して取り組んだ内容です。栄養教諭の岸根先生(川越北小学校と兼務)と家庭科授業担当の大池先生とのコラボにて授業を進めていきます。非常食について学ぶだけではなく、川越町の防災対策としての学習にも位置付けています。ICT機器も充分に活用した、メリハリのある大変丁寧でわかりやすい授業となったと思います。1年3組のみんながしっかりと班で協力をして取り組む姿が印象的でした。そして、聴くときはしっかり聴く姿勢ができるメリハリのある授業でした。
ただ、写真で紹介している1年生3組の授業において、非常食用(備蓄用)のアルファ米のお湯を入れたものと、水を入れたものの食べ比べをしている様子を見に行けなかったのが残念でした。1年3組のみんなは、写真のように班の仲間と協力しながら楽しくしっかりと取り組むことができていたという報告も聴かせていただきました。
授業担当の岸根先生、大池先生には、事前の授業打ち合わせから、準備・計画・授業実践・振り返りまでをいつも丁寧に繰り返し実施していただき、現状に即した授業をすすめていただきありがとうございました。本当に感謝をしています。先週1週間1年生の食育授業もありがとうございました。3学期は同じく1年生を対象にて、岸根先生と大池先生とコラボにて、『アレルギー』についての学習に取り組みます。川越中学校での『食育学習』は4年目を迎え、授業改善を繰り返しながら、着実に定着してきています。川越中学校の強みである『一町一中だからこそできる「地域連携」とともにある食育学習』をこれからも進めていきます。
2023年12月10日更新|学校の様子
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先週1週間の振り返り『川中の子どもたちと先生の頑張る姿から』①【3年生「武道(柔道)」がはじまりました!】3年1組の『柔道』1時間目の様子から。川越中学校では上下の柔道着を着ての柔道授業4年ぶりです。これからが楽しみです!
校長のタブレットの調子が悪く、川越中学校HPがなかなか更新できなくて申し訳ございませんでした。
平成24年に中学校学習指導要領の改訂と合せて、中学校保健体育授業では武道が必修化となりました。それまでは多くの中学校での男女別習の授業形態から、男女共修の授業形態へ、そして男女とも武道が必修化されるようになりました。川越中学校では、明和中学校時代は伝統と歴史ある柔道部が有名でした。また、現在でも川越中学校武道場では、毎週「かわごえ柔塾(やわらじゅく)」という総合型スポーツクラブがあり、日々幼少期からの柔道の取り組みも行われている柔道にはゆかりのある学校です。
その歴史もあり、川越中学校の武道は「柔道」を取り組むことになりました。「武道」では学習する内容は各校の選択に委ねられています。三重県内の多くの中学校では「柔道」または「剣道」が選択され授業で実施されています。しかし、選択制ということもあり「相撲(すもう)」や「なぎなた」が行われている中学校もあります。
ちょうど校長の私が、川越中学校で保健体育教師として勤務させていただいた12年前に川越町から上下の柔道着を購入していただき、また、8年前には武道場の畳も、劣化に伴い最新型の「カラー畳」を導入していただきました。体育授業において、からだを接触させて行う、格闘技的な要素もある授業は柔道がはじめてということで子どもたちも新しい競技種目にワクワクドキドキしながら取り組んでくれていたのをよく覚えています。
また、特別支援の配慮の必要な生徒には、130cm台の等身大の人形をと生活支援員の先生方に手作りで作成していただき、我が子が小学生1年生の時の柔道着を人形に着させて本格的に柔道に取り組んでもらったのも懐かしい思い出です。あれから月日が流れ、世界中の日常がかわってしまう「コロナ禍」が長く続きました。
それにともない、川越中学校の柔道も、体育場業において一番にストップをかけざる負えない緊急事態が長く続きました。
少しずつ柔道の授業を復活させ、今年度5月の「コロナ5類へ移行」したのを機に、4年ぶりに上下柔道着を着用しての柔道をはじめました。4年ぶりの上下柔道着を着用しての柔道授業を見て、とっても感慨深いものがありました。きっと、川越中学校の子どもたちが上下柔道着を着用して、仲間ともに楽しそうに柔道に取り組む姿を見て、武道場に生前の写真が飾られている、川越柔塾において、川越町(近隣の小中生も含む)の青少年の健全な心身の成長を柔道を通して優しくあたたかく見守ってきていただいた、故瀬古先生も大変喜んでくれているものと思います。
先週から始まった3年生の武道「柔道」では、安心安全に柔道授業に取り組むことができるための約束事や道着の着衣の仕方、片づけ方、礼儀作法から授業をスタートしました。故瀬古先生のことばですごく印象に残っている言葉に『武道場に入る際に「一礼」、武道場から出る際に「一礼」これができれば柔道の授業はほぼ100点だ!』という言葉を今も印象に強く残るとともに、大切にしていることばでもあります。
武道場の壁に貼ってる言葉(写真でも紹介しています)、『自他共栄(じたきょうえい)』・『精力善用(せいりょくぜんよう)』の2つの大切な柔道における心がまえ、柔道精神を授業でも大切にしてきます。また、これからの3年生の柔道授業の様子をお伝えしていきます。
写真のように、柔道授業の基礎基本からスタートした3年生1組の授業。みんな集中して初めて着る柔道着に戸惑いながらもみんなで頑張って取り組んでいました。
2023年12月10日更新|学校の様子
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気持ちの良いお天気の中『メリーゴーランド店主を講師にお招きしての講演会』はどうですか?!本日12月8日(金)14時~15時 保護者の皆さまの参加をお待ちしています!【読書活動推進にかかわる講演会を開催します!】講師は、子どもの本専門店「メリーゴーランド店主 増田 喜昭さん」です。11月に配付いたしました案内文章にて紹介していますが。あらためて・・・・
231208【読書活動推進講演会について】講師 子どもの本専門店「メリーゴーランド店主」
本日12月8日(金)14時~15時の時間帯にて、川越中学校体育館にて全校生徒対象の『読書活動推進にかかわる講演会』を開催いたします。保護者の皆さまへの案内文書は11月6日付にて配付させていただいておりますが、本日の午後の時間帯にて、ポカポカ陽気のとっても気持ちの良いお天気の中の講演会。
■講師は、四日市市松本にあります「子どもの本専門店 メリーゴーランド」店主の増田 喜昭さんです。
■演題は、『 読むことは創ること 』 ~ 今すぐにでも、本を手にしたくなる話 ~
当日のお昼の案内ですが、もし、少しでもお時間があれば講演会への参加はいかがでしょうか?申し込み等は必要ありません。体育館2階のギャラリーにて講演会を聴いていただきたいと思います。
2023年12月8日更新|学校の様子
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子どもたちが主体となる自治活動【健康委員会の取り組み『教室の換気をしよう!』】昨日の朝の読書の時間を利用して、健康委員会からの「健康委員会たより」を活用して換気の必要性や確認してほしいことを動画と合せて伝えました!
昨日12月4日(月)の朝の読書の時間を利用して、全校の各教室において健康委員会さんからの提案(アナウンス)がおこなわれていました。内容は『教室の換気をしよう!』です。健康委員会を代表して2名が丁寧でわかりやすい言葉と話すペースも大切にしながら教室内にて10分間の時間を上手に活用し、啓発活動のアナウンスをしてくれました。『換気の状態は、二酸化炭素濃度(ppm)で調べることで「見える化」できるのです』。健康委員会のみなさんで「各教室の二酸化炭素濃度を測定してみました」。
【わかったこと】
①11月中旬に学級閉鎖になった2つのクラス平均値(二酸化炭素濃度(ppm))は低く喚起をするだけで、感染症の広がりを完全に防ぐことはできないこともわかった。
②やはり、各自で手洗いやうがいをしっかりと行い、せきが出る人はマスクをつける(咳エチケットを守る)ことが必要。
③休み時間は会話や活動が盛んになるため、授業中よりも換気をしっかり行っていく必要があることがわかっ
これからはどんどん寒さが厳しくなる季節となりますが、健康委員会のみなさんが伝えてくれたように、換気(対角線上の窓を10~20cm程度、常にあけておく)をしながら健康管理をみんなでしていきましょう!
教室でアナウンスを聴いた全校生徒のみなさんに印象に残る丁寧なアナウンス、本当にありがとうございました。これからも、健康にかかわる内容について、どんどんアナウンスにて伝えてくださいね!
写真は、サーキュレーターと二酸化炭素濃度測定器です。これは、各クラスに設置してあります。
2023年12月5日更新|学校の様子