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3年間の集大成!自分の想いを言葉にして堂々と語り合える・聴き合えるクラスであり集団へと高めった成果!【3年生すべてのクラスで、完成した『ドリームマップ』を活用した『夢』を語る発表会を実施しました!】『夢』のチカラで笑顔の輪をつないでいく。『夢』を描き、信じ、自分を語り伝える!そして、『夢』をはぐくみ、明日への『夢』に向かって1歩踏み出した3年生!一昨日の松永 訓明さんに元気と勇気をいっぱいもらうことができた講演会に続き、金曜日の5~6限目は『キャリア教育の一環としてのドリームマップ発表会』を開催!一人一人が『自分の夢』を笑顔で落ち着いて語る姿と、その一生懸命な発表に対して、クラスの仲間はみんな一生懸命に聴くあたたかい雰囲気に満ち溢れていました。
卒業式まで「あと6日」に控えた2月28日(金)の3年生の5限目・6限目の総合的な学習の時間。3年生4クラスすべての学級において、『ドリームマップ発表会』を実施しました。ドリームマップは「夢の地図」。自分を知り、将来なりたい自分の姿をイメージして、まっ白な台紙の上に写真や文字であらわした夢の地図。その夢の地図を3年生みんなが一人一人のなりたい自分をイメージして思い描いた将来設計となる『夢』を、クラスみんなの前で発表してくれました。
川越中学校で大切にしている「総合的な学習の時間」のカリキュラムは大きくは2つ。『人権学習』と『キャリア学習』です。ドリームマップで考える夢は、「好き・ワクワクが原点となっています。思わず動き出すこと」。「思わず動き出してしまうくらい、好きでワクワクすることなら、どんなことでも『夢』なのです」。そして、何を幸せに感じるかは、人それぞれだと思います。3年生一人ひとりの、自分だけの夢を見つけ、真っ白いキャンパスに自由に夢を描いていきます。好きでワクワクしてくる自分だけの「夢」を見える化(可視化)して現す夢地図です。
自分の夢って、うまく描こうとして、いつもキレイな色を塗りすぎてしまうこともあります。ちょっとカッコ悪いことも、ちょっと不安に感じてしまう夢も、ワクワクするような夢も、まっ白なキャンパスに夢を広げて、何度も明日を描いていけばいいのだと思います!
中学校3年間の生活の中で、楽しかったことも、しんどかったことも、嬉しかったことも・・・いっぱいいっぱいあったと思います。でも、ドリームマップのように、今までの夢もこれからの夢も、何度も正直な思いや夢を描いていけばいいのだと思います。塗りつぶした色や、書き込んだ過去は白には戻ることはできないけどそれでいいと思います。みなさんが一生懸命に少しずつ積み重ねてきた色と合わせて、明日へ向かって描いてきた夢を、新しい自分だけの色をこれからも描いていければいいと思います。みなさん一人一人の発表を聴きながら、描いたドリームマップを見ながら、3年間での成長を振り返りながら、発表会の姿を応援しながら見守ることができました。本当は、もっともっとたくさんの3年生のみなさんの発表を聴きたかったです。
何よりも、ドリームマップの発表会にて、自分の夢を楽しそうに、嬉しそうに堂々と語ってくれる姿と、その姿を優しい眼差しで一生懸命に聴く姿勢を継続してくれた3年生のずべてのクラスの雰囲気は、とにかくあたたかくって、優しい時間が流れていました。
明日へ、将来の夢に向かって一歩踏み出そうとしているみんなを、本当に応援したくなるあたたかな時間でした。みんなのドリームマップはとにかく素敵でした。この取り組み、そして1年生次からの継続して取り組んできた「キャリア教育」が、子どもたちの明日へ、将来の生き方へ大切につなげていただいた3年生の先生方に感謝です。こどもたちみなさんと、3年生の先生方、ありがとう!
2025年03月1日更新|学校の様子
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誰にも負けない『好き』を見つけよう!~どれだけ熱くなれますか?~【(卒業を目の前に控える3年生の今、みなさんに聴いてほしい講演会)川越中学校では3年目を迎えた講演会です。「(3年生)キャリア教育」出会い学習講演会 三味線ロックユニットKUNI-KEN の松永 訓明さんを講師に迎えて】元気をいっぱいもらいました!松永さんから講演主題そのままの熱い想いがより一層伝わりました。子どもたちが『熱い想い』を感じる、そして、自分も『熱く打ち込めるもの』を見つけ出したいと思った1時間になったと思います。松永さんと間野先生の三味線セッション!めちゃくちゃカッコよかったです!今日は本当にありがとうございました!3年生のみなさん。本当にあと1週間で卒業ですね。最後までみんなで1日1日を大切にして頑張ろうね!『今日も川越町あいあいホールを活用させていただき心から感謝申し上げます。ありがとうございます。』
川越中学校で大切にしている多くの講演会(出会い学習)。目的とテーマに応じた講演会に駆けつけていただく、たくさんの講師の先生方との貴重な出会い。川越中学校の子どもたちは、3年間の中学校生活のを通して、様々なキャリアを持ち、多くの経験を重ね、ご自身の生き方や考え方を大切にされるは講師の先生方との出会いから、『豊かな心』を土台とした「確かに生きる力」を学び得てくれています。その3年間の締めくくりは『キャリア教育としての講演会』と決めています。講師は、「松永 訓明さん」。
3年生のみなさんが卒業式まで「あと1週間」に控えた今日2月27日(木)の5限目と6限目の2時間。川越町「あいあいホール」をお借りして、3年生全員に向けた「キャリア教育講演会」を実施しました。来週の今日木曜日は川越中学校の令和6年度卒業式。本当にあと1週間となりました。その大切な1週間前の午後。川越中学校が大切にしてきた講演会を予定通り実施しました。
松永訓明さんは、三味線ブラザーズバンド ロックユニットのKUNI-KENのメンバーでプロの津軽三味線演奏家。世界12カ国で公演実績を持つ。三重県文化新人賞、四日市市文化奨励賞を受賞。四日市市観光大使。また、四日市市を中心に倭奏 津軽三味線教室の主宰・講師としても指導にあたっています。そのお弟子さんのリーダーには、川越中学校の3年生担任であり、音楽科担当の間野 綾子先生がいます。今回の講演会のよう、音楽活動と合わせて、他の中学校等でもキャリア教育講演会の講師も積極的に取り組んでいただいている多忙な日程の中、昨年、一昨年に続き川越中学校に3年間連続でお越しいただきました。
昨年度の講演会の2日前までは、南側はイラン、北側はロシアに面するカスピ海に面する油田開発の国である『アゼルバイジャン共和国』、そして『フランス』にも公演に行っていたそうです。また、今年はイスタンブールの世界遺産でも有名なアジアとヨーロッパの2つの大州にまたがる『トルコ共和国』へ日本を代表してコンサートに渡航するとお聴きしました。在アゼルバイジャン日本大使館と国際ムガムセンターの共催で、日本を代表してコンサートを行ったりという、日本だけではなく世界でも活躍する三味線ロックユニットの松永さんから貴重なお話を、ご自身の体験と経験からくる内容にて、3年生の子どもたちへ正面から語り、考えさせてくれました。
動画にてアゼルバイジャン公演の様子を見せてもらったのですが、津軽三味線でアゼルバイジャン国歌を披露したとき、観客の全員が立ち上がって国歌を斉唱してくれたという異国の文化や考え方の違いも紹介してくれました。その姿に感動したことも映像を通して伝わって来ました。そして、津軽三味線という音楽のすごさに驚くばかりでした。また、日本の伝統的な和楽器である津軽三味線の演奏に世界中の人々が感動し、スタンディングオベーションで称賛を繰り返す様子と松永さんの魂の三味線演奏に子どもたちは、強く心を動かされたと思います。
また、私(校長)も、いちKUNI-KENファンとして、先だって1月13日四日市文化会館ホールにて『倭奏コンサート(津軽三味線)』行ってきました。津軽三味線の持つ和楽器としての魅力はもちろんこと、同じく和楽器である「尺八奏者」と「女性ボーカル」とのセッション。ロックバンドとしての三味線の持つ音の響きや迫力に圧倒されるばかりで、本当にカッコいい!という言葉が一番ピッタリなコンサートでした。いつもそのKUNI-KENコンサートからパワーや元気をいっぱいもらうことができます!倭奏の門下生の間野先生も三味線演奏として心に響きわたる演奏をしていただきました!本当にカッコイイ姿をいっぱい見せていただきました!
さて、紹介したいことが多すぎて、前振りがいつものように大変長くなってしまいましたが、今年度の講演会テーマは『誰にも負けない「好き」を見つけよう』 ~どれだけ熱くなれますか?~。夢を持つことの大切さ、目標に向けて真剣に努力することの大切さなど、ご自身が今までどのように生きて来たのかを、ユーモアを交えながらわかりやすい言葉をひとつひとつ大切にしながらお話をいただきました。そして夢は変わっていっていいと思いますとも。
今年度のテーマは『誰にも負けない「好き」を見つけよう』 ~どれだけ、熱くなれますか?~。松永さんのように『夢や目標を叶えて今を頑張っている人』は、小さいころからずっと夢や目標を持ち、ブレない精神力で、ひたむきに全力で頑張ってきた人という固定観念がどうしてもでてきます。しかし、松永さんはご自身の体験からこう言います。『将来の夢や目標があって、そこに到達するためにまっすぐ人生を歩んできたわけではありません』と・・・。
最初から津軽三味線で世界を渡り歩く夢があったわけではないと伝えてくれました。四日市市内の中学校でサッカーに打ち込んだ小中学生の頃。大好きなアニメの楽曲に大きな影響を受けて音楽を目指したいと考え始めた中学生の頃の話。高校ではサッカーから離れて、吹奏楽部入部したこと、ロックバンド演奏をしていたことなど・・・きっと、子どもたちはその段階で「気持ちが楽になった」人が多くいたのも事実だと思います。進路実現に向けて毎日毎日が必死で勉強し、毎日に一生懸命。なかなか将来の自分の夢や目標が見いだせていない子どもたちもいます。「目の前の高校受験のことで精一杯」という人も間に違いなくいると思います。松永さんは、そのような考えや今の思いも普通だと言ってました。だからこそ、松永さんのお話は、子どもたちの心に響くものであったように思います。重ねて、松村さんはこのような言葉で子どもたちに語ってくれました。
「自分が本当に好きになれるのがあったから」。「自分が楽しいと思えるものがあったから」。「自分が本当に夢中になれるものがあったから」。「自分が熱くなれるもの(事)があったから」・・・・。このように、ご自身が年齢を重ね、経験を重ね、出会いを重ねていく中で、「夢はかわっていく」ことだっていいのだから。「夢は形を変えて叶っていく」「いつだって今が最高」と子どもたちに伝えてくれました。小学校・中学校・高校では「先生」になりたいという夢。大学ではじめて「ミュージシャンになりたい」という夢を持ち始めた松永さん。きっと松永さんには「夢を叶えるための寄り道」が、夢を叶えるための近道だったのかなあと講演会を通じてのメッセージだったのだと思います。何よりも、松永さんのお話から、いっぱいの元気や勇気をもらうことができたのではないでしょうか?!
最後に、中学校3年生の卒業を控えた、そして高校受験を目前に控えた子どもたちにメッセージを伝えてくれました。
『熱くすごしてほしい!熱くなったことは、年が経っても覚えているものになる』と・・・・。そして
☆ 夢は形を変えて叶っていくもの。
☆ 自分で決断をする。(自分で決断をし、失敗することがあっても必ず受け入れられる。)
☆ 過去を否定しない。(これから失敗を繰り返し、チェレンジしていくことが必要。過去は夢を叶えていくための寄り道なんだ。)
☆ いつだって、『今が最高!(とにかく、今を楽しんでほしい。)』と・・・・・。
将来、たくさんの人との出会いを重ねていくと、あのときが愛おしく、尊いと思える日が必ず来ると思います。という言葉で締めていただきました。松永さん本当に貴重な経験からくる、子どもたちの心に響くお話を聴かせていただき感謝いたします。
最後には、川越中学校音楽科担当の間野先生と、松永さんのコラボでの津軽三味線ミニコンサートを開いていただきました。間野先生は琴も、津軽三味線も、ギターも音楽授業の中で子どもたちに直接披露していただくエンターテイメントです。本物のプロの演奏家と、常に子どもたちに寄り添い、一生懸命な間野先生と松永さんのミニコンサート。「川越町あいあいホール」という大変誇れる大ホール。そこには、中学校3年間本当に頑張ってきた川越中学校3年生の皆さんだけに向けた、世界一心に響く唯一無二の素敵なコンサートになったのではないかと思います。本当にステキな「出会い学習」をありがとうございました。
【3年生の子どもたちからの感想を一部抜粋して】
■訓明先生の『今が最高!』って言葉が自分の中で響きました。どんな時だって『今が最高!』って思っていたいです。
■今日の講演会を聴いていて、心に響く言葉がたくさんありました。私は特に『自分には向いていない ではなく、とにかくやってみることが大事』という言葉がささりました。何ごとにもチェレンジしていきたいです。
■今日は講演会がありました。松永さんの話を聞いていると、『好き』を軸とする人生はとても楽しそうだと思いました。面白い人生のためにも、『好き』を見つけて極めてみたいと思いました。あと、間野先生カッコよかったです!
■今日の訓明さんの講演を聞いて、『人生の中で、夢はカタチを変えて叶っていく』と言っていたこと。その通りかなと思う。まだぼくは15年しか生きていないけど、「やってみたいな」と思ったことは叶っているので、これからも自由に『好き』を貫きたい。
2025年02月27日更新|学校の様子
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本当に安心しました!心配していた大雪の大きな影響もなく無事に1日の学校教育活動が終了をしました!【(1・2年生)学年末テスト1日目。3年生は午後から三者懇談会3日目】1・2年生の学年末テストも、3年生の三者懇談会もみんな真剣です。3年生の午前中の授業もあたたかい雰囲気の中、みんな一生懸命に取り組めています。
現在2月19日(水)17時45分。17時45分の川越中学校から見る外の様子は、日が長くなったなぁ・・・というのが感想です。寒さは相変わらず厳しいですが、昨晩から心配していた大雪をまったく感じさせないような天候になりました。写真は17時45分の中学校校舎から見た外の様子です。2月も残すところ、あと9日間です。2月はとっても早いです。『如月(きさらぎ):寒い冬が終わり、春に向かって万物が動き始める時期という意味がある』とは、上手くいったものだと感じます。川越中学校では、1年間のまとめとなる、『1・2年生の学年末テスト』が本日からはじまりました。昨日は大急ぎで、すぐーる配信でも、学校長文書でも配信させていただいた『大雪警報における臨時休校になった場合の対応』が必要なくなって、正直ほっとしています。
本日、「1・2年生の学年末テスト1日目」、「3年生三者懇談会3日目」が予定通り実施できましたことを報告させていただきます。
1・2年生は1時間目の教科授業の後、2時間目から4時間目までの学年末テストをしっかりと頑張って取り組んでいました。
3年生は4限までの授業にどのクラスもしっかりと取組み、午後からの三者懇談会にも真剣に向き合っていました。
明日は、「学年末テスト2日目」です。学校全体で頑張る雰囲気ができています。明日もみんなで頑張りましょう!
【写真は、17時45分の中学校から見た、日が長くなった外の風景】
【写真で表す、学年末テスト1日目の様子は、2年1組から順番に➡最後は1年4組へと続いています】
2025年02月19日更新|学校の様子
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1・2年生「学年末テスト」まであと2日!【(1・2年生)本日より「学年末テストに向けた放課後の質問日(自主勉強会)がはじまりました!」『学年末テスト「2月19日(水)~21日(金)」まで』「テストに向けて頑張る」だけではなく、学年末テストに向けて『何を、どう頑張るのか』が大切です。川越中学校の放課後の質問日(勉強会)は写真のような様子で取り組んでいます!自主的に、自発的に子どもたちが「テストに向けて先生に分からないところを確認しながら勉強したい!」「勉強をしている中で疑問や質問が出てきたから教えてほしい!」「みんなと教え合いながらテスト勉強に取り組みたい!」・・・。そんな思いを持った子どもたちが、教科ごとの先生に質問をしながら一生懸命に学習に取り組んでいました!どの学年も、どの教科もみんなで教え合ったり、聴き合ったり、先生に積極的に質問したり、あたたかい雰囲気の中にもみんなで頑張る気持ちが伝わって来ました!明日は質問日(勉強会)の最終日です!
川越中学校では、今週2月19日(水)から2月21日(金)までの3日間が『学年末テスト』となります。それに伴い、放課後の部活動もテスト発表の日から学年末テスト最終日の2月21日(金)学年末テスト最終日の朝練習まで部活動は停止となります(2月21日(金)のテスト終了後から部活動が再開されます))。川越中学校では、テスト発表された期間において、各学年ごとの放課後に時間を活用した『学年末テストに向けた質問日(自主勉強会)』を実施しています。テスト計画表に基づいた家庭学習と合わせて、子どもたち一人一人が目的意識を持って『放課後の質問日(自主勉強会)』に参加をしています。
川越中学校の放課後の質問日(勉強会)は写真のような様子で取り組んでいます(これが、川越中学校の放課後の質問日(自主勉強会)のスタイルです!自主的に、自発的に子どもたちが「テストに向けて先生に分からないところを確認しながら勉強しい!」「勉強をしている中で疑問や質問が出てきたから教えてほしい!」とか、「みんなと教え合いながらテスト勉強に取り組い!」・・・。
そんな思いを持った子どもたちが、教科ごとの先生に質問をしながら一生懸命に学習に取り組んでいました!どの学年も、どの教科もみんなで教え合ったり、聴き合ったり、先生に積極的に質問したり、あたたかい雰囲気の中にもみんなで頑張る気持ちが伝わって来ました!明日も今日と同じく1年生でも質問日(勉強会)が行われます。質問日の最終日です!
帰り学活後の1時間。学年ごとに、そして、教科ごとに教室をまたいで開催している質問日。普段は、他の教室を自由に行き来することはありませんが、テスト期間に実施する放課後の質問日では、教科ごとの先生がいろんな教室でみなさんの自主的で自発的な学習をバックアップしてくれます。しかし、参加するためには、必ず参加するための目的意識をしっかりと持ってきてほしいと思います。
「テストに向けて頑張る」のは当たり前です。「頑張る」だけではなく、学年末テストに向けて『何を、どう頑張るのか』が大切です。
だから、『数学で80点以上を目指すために、少し自信のない空間図形の問題は必ずできるようになりたい!』というような具体的な目標や目的意識を持って参加してくれたら嬉しいです!
保護者の皆さまの中で、このホームページをご覧になった方が見えましたら、明日も1年生、2年生ともに放課後の質問日2日目を設けていますので、「明日も質問日あるよね!参加して頑張っておいで!」、「ホームページで見たけど、放課後の質問日、みんな頑張ていたよ!明日参加して来たら!」と声をかけていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。
2025年02月17日更新|学校の様子
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【6組のみんなで土作り、球根を植える作業からみんなで頑張ったチューリップの芽が春にむかって大きくなってきました!】立春が過ぎ、少しずつですが春の足音が近づいているのがわかります。寒波によって大雪の日もあったりしましたが、2月もあと2週間。まだまだ寒い日が続きますが、こんなところにも少しずつ春を感じます!
2月14日(金)の午前中、6組のみんなが「学習発表会」に出かける直前の写真です。6組のみんなが生活の授業や自立活動の授業内で取り組んできたチューリップ栽培です。2月に入って、立春が過ぎ、季節は少しずつ春に向かっています。仮設校舎に移設に伴い、今年度は川越中学校伝統の取り組みである『はるかのひまわりプロジェヘクト(生徒会を中心としての有志ボランティア活動として)』の活動として12年間継続してきた「ひまわり栽培」がはじめてストップしました。仮設校舎には花壇や畑がないため、ひまわり栽培や、6組のみんなで取り組んできたサツマイモや玉ねぎ、ジャガイモ、ミニトマト栽培などもできなくなりました。そんな中でも「チューリップ栽培」だけは、6組のみなさんのチカラによってプランター栽培として継続してくれました。
6組の子どもたちは、みんなチューリップの花がいっぱい咲いてくれるのを待ち望んでいます!そして、チューリップが色鮮やかに咲き誇ったプランターが、あいあいホールの使用やふれあい祭りでお世話になっている生涯学習課と、食育への取組みや認知症サポーター養成講座、ふれあい祭りでもお世話になっている健康推進課、社会福協議会にお届けし、6組のみんなが栽培したチューリップが川越町をあたたかくしてくれる日をみんな待ち望んでいます!
【令和6年3月。旧校舎で咲き誇ったチューリップの写真】
2025年02月15日更新|学校の様子
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『成果を自信に!そして成長へ!』昨日2月14日(金)【『第38回 三泗地区小・中学校特別支援学級学習発表会(学習の成果をステージ発表と学習の成果を展示発表)』緊張の中でも、みんなで協力をして頑張りました!一人一人が大きな声で元気よく、日常の学習の成果を発表してくれました!】三泗地区小中学校の特別支援学級の子どもたちが日常の学習活動の成果をステージ発表と展示発表をすることにより達成感を味わうことを目的にした伝統のある発表会に参加しました!ステージ発表の様子はホームページにてお伝えすることはできませんが、展示発表の様子をしっかりとお伝えします!日々の授業や行事にしっかりと取り組んできた子どもたちのいっぱいの成長を感じとることができる発表であり展示内容でした!
昨日の2月14日(金)は四日市市文化会館第1ホールにて、「第38回三泗小・中学校特別支援学級学習発表会(ステージ発表と作品展示会)」が開催されました。三泗地区の特別支援学級に在籍する小・中学生の毎日の学習の取り組みの成果を発表する場所であります。内容は、文化会館第1ホールでのステージ発表と、第4ホールでの作品展示発表となっています。
この発表会は、三泗地区の多くのみなさんに特別支援学級に在籍する児童生徒が、日々どのような学習に取り組み、どのような学習の成果を上げているのかを発表する、そして授業の様子や、日々の子どもたちの頑張りをや一生懸命を知っていただく大切であり貴重な時間です。川越中学校からのステージ発表は昨年度に続き、『(ステージ発表テーマ)6組で学んでいること』というテーマで取り組みました。第4ホールでは、「生活」「自立活動」を中心とした授業の中で取り組んできた『共同作品』と、技術授業で取り組んできた『スマホ台(スマホ置き場)』を製作して、展示発表として出展いたしました。
今年度の学習発表会は、午前の部と午後の部の2ステージ発表となっています。午後の部の5番目というとっても早い時間に順番が回ってきます。交流学級での授業を中心に取り組んでいる子どもたちもいるため、全員の参加ではないのですが、ステージ発表に向かう子どもたちは、緊張でいっぱいの表情でしたが、みんな堂々と生活発表を頑張ってくれました。特別支援学級での生活の授業や自立活動の授業内でいっぱい発表練習を積んできた成果と、日常の成果をしっかりと発揮してくれました!
今年度の4月からの6組授業で取り組んできた1年間を写真にまとめ、ステージのスクリーンに映しながら、1枚1枚の写真の場面を子どもたちが紹介をしていくものです。4分30秒の予定時間より幾分早く終了してしまいましたが、6組のみんなが協力をして1人1人が日常の活動や取り組みの様子をわかりやすく、丁寧に、大きな声で発表をしてくれました。本当に堂々としていて、観客席にもしっかりと伝わってきた内容でした!みんな本当にしっかりと頑張ってくれました!
第4ホールでは展示作品展となっています。川越中学校の特別支援学級に在籍するみなさんは、毎日の学習を交流学級での授業と、6組での授業に取り組む時間割を1日の中で一人ひとりに応じたものとなっています。今回の展示作品は、日々の時間割の中でも6組で取り組む、生活や自立活動等の時間を有効に活用し、6組担任の寺本先生、山本先生、平井先生、難波先生、片山生活支援員、大和生活支援員のみなさんの丁寧で熱心な指導を受けながら、個性いっぱいの『スマホ台(スマホ置き場)』そして、『夏の花火を雄大にそして色あでやかに、夏の夜を彩る大花火大会を表現した素晴らしい作品と季節の色艶やかな花々を作成した共同作品』です。一人ひとりがしっかりと表現されたステキな作品となっています。そして、6組のチームワークの良さを感じる共同作品となっています。毎日の授業に一生懸命に集中して頑張っていることが作品からもしっかりと伝わるものとなっています。川越中学校でも、あらためて職員玄関にて作品展示をしたいと考えています。機会があれば、ぜひ、川越中学校特別支援学級在籍の子どもたちと、担任の先生と、生活支援員の先生たちとともに、一生懸命に粘り強く取り組んできた様子がしっかりとわかる作品を見てほしいと思います。6組のみなさん、ステキな作品をありがとう!そして素敵なステージ発表をありがとう!
担任の先生方、生活支援員の先生方本当にありがとうございました。また、四日市市文化会館まで、子どもたちの一生懸命な発表を応援に駆けつけていただきました保護者の皆さまにも感謝です。ありがとうございました!
2025年02月15日更新|学校の様子
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今日2月14日(金)の授業を振り返ります!『川中の子どもたちと先生の頑張る姿から』【2年生(2年3組)「武道(柔道)」がはじまりました!】仮設校舎になってから2年生で初めて武道(川中では柔道に取り組んでいます)に取り組みました。仮設校舎にも『柔道』ができる教室があります。教室の名称は『武道場』。普段は吹奏楽部の練習場所としても活用をしています。2年生の子どもたちは「後ろ受け身」に取り組むため、ペア学習にて体ほぐしの一環としても楽しく授業に取り組みました。安全な受け身を身に付けるために課題を確認しながら授業を進めていきます。目線は帯へ!
今週2月14日金曜日になって、はじめて今週の授業の様子を紹介します!授業内容は『武道(柔道)』です!仮設校舎に引っ越しをして、2年生がはじめて仮設校舎内の「武道場」を使用しての授業に取り組んでいます。普段は、「吹奏楽部の合奏練習教室」としても使用しているB棟1階の教室です。畳は、旧校舎の伝統ある武道場の畳をそのまま運んで設置をしています。北京オリンピックから流行り始めたカラー畳を採用して武道場として使用していた畳です。川越中学校の前身である「組合立明和中学校」時代は、柔道部は伝統のある強豪校としての部活動であったとお聴きしています。現在の川越中学校の保護者の皆さまの中にも、明和中学校柔道部出身の多くの先輩方もみえるのではないでしょうか・・・。
中学校授業にて武道を取り組むようになったのは、平成24年に中学校学習指導要領の改訂と合せて、中学校保健体育授業では武道が必修化となりました。それまでは多くの中学校での男女別習の授業形態から、男女共修の授業形態へ、そして男女とも武道が必修化されるようになりました。上記にも記したように、川越中学校では、前身の組合立明和中学校時代は伝統と歴史ある柔道部が有名でした。また、旧校舎川越中学校武道場では、毎週「かわごえ柔塾(やわらじゅく)<現在は休部しています>」という総合型スポーツクラブがあり日々幼少期からの柔道の取り組みも行われている柔道にはゆかりのある学校です。
その歴史もあり、川越中学校の武道は「柔道」を取り組むことになりました。「武道」では学習する内容は各校の選択に委ねられています。三重県内の多くの中学校では「柔道」または「剣道」が選択され授業で実施されています。しかし、選択制ということもあり地域によっては「相撲(すもう)」や「なぎなた」が行われている中学校もあります。三泗地区内では「柔道」と「剣道」同じ割合で実施しているとも聞いています。新校舎でも武道場が完成する予定です。1階が子どもたちの自転車置き場と自動車の駐車場、2階が武道場と水泳場(プール)となる計画です。
ちょうど校長の私が、川越中学校で保健体育教師として勤務させていただいた13年前に川越町から上下の柔道着を購入していただき、また、10年前には武道場の畳も、劣化に伴い最新型の「そのときの流行りのカラー畳」を導入していただきました。体育授業において、からだを接触させて行う、格闘技的な要素もある授業は柔道がはじめてということで子どもたちも新しい競技種目にワクワクドキドキしながら取り組んでくれていたのをよく覚えています。自分も体育授業で柔道に取り組むのが一番大好きでした。
また、特別支援の配慮の必要な生徒には、130cm台の等身大の人形をと生活支援員の先生方に手作りで作成していただき、我が子が小学生1年生の時の柔道着を人形に着させて本格的に柔道に取り組んでもらったのも懐かしい思い出です。あれから月日が流れ、世界中の日常がかわってしまう「コロナ禍」が長く続きました。それにともない、川越中学校の柔道も、体育授業において一番にストップをかけざる負えない緊急事態が長く続きました。少しずつ柔道の授業を復活させ、2年前の5月の「コロナ5類へ移行」したのを機に、久しぶりに上下柔道着を着用しての柔道をはじめました。今年度は上の柔道着を着用していますが、柔道授業を見て、とっても感慨深いものがありました。
先週から始まった2年生の武道「柔道」では、安心安全に柔道授業に取り組むことができるための約束事や道着の着衣の仕方、片づけ方、礼儀作法から授業をスタートしました。子どもたちは授業担当の田中先生が説明をしているときは、背筋を伸ばしてとってもバッチリです。柔道着の後片付けも丁寧に取り組めていました。
川越柔塾の故瀬古先生の言葉ですごく印象に残っているものがあります。
『武道場に入る際に「一礼」、武道場から出る際に「一礼」これができれば柔道の授業はほぼ100点だ!』という言葉を今も印象に強く残るとともに、大切にしていることばでもあります。いまの川越中学校柔道でも本当は大切にしてもらいたい思いです。でも、武道場入り口のスリッパはしっかりと並べてありました!バッチリ!
『自他共栄(じたきょうえい)』・『精力善用(せいりょくぜんよう)』の2つの大切な柔道における心がまえ、柔道精神を授業でも大切に、そして安全には絶対の留意を払い取り組んでいきます。また、これからの2年生の柔道授業の様子をお伝えしていきます。写真のように、柔道授業の基礎基本からスタートした2年生3組の授業。やや狭い仮設校舎の武道場ですが、まだまだ後ろ受け身に戸惑いながらもみんなで頑張って取り組んでいました。目線は帯!頭をしっかりと守るためにも・・・。
2025年02月14日更新|学校の様子
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先週1週間の子どもたちの頑張りをトピックスでまとめてみました!(先週1週間を毎日振り返っていたら、今週1週間が終わってしまいました!)【⑧2月6日(木)1年1組の国語授業の様子から!エーミールってそれだけで内容を思い出す人もいるのでは・・・。校長の私も43年前の国語で習ったはずですがまったく思い出すことができません。【『小説「少年の日の思い出(ヘルマン・ヘッセ作)」』】単元を貫く問は、「登場人物の視点で小説を読み取ろう!」です。「少年の日の思い出」は70年以上も国語の教科書に採用され続けている名作です!私だけではなく、保護者の皆さまも中学校時代に学んだ思い出があるのでは?!そんな名作に、子どもたちは本文中の「僕」の心情の変化を、班で学び合いながら課題解決に向かってみんなで一生懸命に取り組んでいます!
先週1週間の振り返りを継続して、紹介したい8つの授業内容等をホームページで毎日紹介していたら、気づいたら金曜日・・・新しい1週間が終わってしまいました。毎日毎日、川越中学校の子どもたち頑張る姿や、一生懸命な姿や笑顔など保護者の皆さまや地域の皆さまに伝えたい・紹介したいことが山盛りです。しかし、先週1週間は授業や行事など子どもたちの授業はいっぱい見て、応援していたのですが、ホームページにアップまでたどり着きませんでした。ホームページの良さは、やっぱり毎日継続することですね!
先週2月6日(木)1限目の1年生1組の国語の授業の様子から。授業担当は辻先生です。子どもたちの意見や考えがいっぱい発せられる授業です。日常の授業において川越中学校が大切にしている「学習班での学び合い活動」「ペア学習」「いつでも近くの人と話し合える学習」も取り入れながら、この授業では、授業者の辻先生から受けた「4つの学習課題」に対して、4つの課題の中から、一人一人がどの課題と向き合い探求を深めたいかを確認し、探求したい課題ごとの班ができあがります。探求したい課題が明確だからこそ、学び合いもスムーズに行われます。そこには、授業参加ができていない生徒は一人もいません。川越中学校が大切にしているもう一つの授業の柱でもある「誰も一人にしない授業づくり」。1年1組の出席しているすべての子どもたちが、自分の考えや意見を伝える場所があり、その意見や思いをしっかりと聴いてくれる仲間がいます。だから、1年1組はもちろんのこと、1年生のすべてのクラス、すべての学年において、学び合う授業がどんどん発展していくのだと思います。
『少年の日の思い出』・・・。1つの作品を読むとき、自分がどの立場で読むのか、どこに感情移入するのかで楽しみ方や受け取り方が違ってくるというのは、すべての作品において言えることですが、この『少年の日の思い出』は特に強くそれを感じる単元であると思います。文中から「僕」から見た「エーミール」など、「エーミール」から見た「僕」など。「僕」の心情の変化を国語の授業内で『読み深める活動』を意図した課題や発問を子どもたちに発信していく辻先生の授業に、子どもたちも、話し合う内容や意見を出し合う内容、課題を探求する姿にどんどん近づいていきます。
『今日の授業のめあては、「根拠をもとに、研究課題を解決しよう!』です。「解決したい研究課題」は次の4つです。
①ちょうを盗み、つぶしてしまった僕は反省しているのか?
②僕はエーミールのことをどう思っているのか?
③エーミールは僕のことをどう思っているのか?
④なぜ僕は、ちょうをつぶしたのか?
写真の学習班は、「解決したい研究課題ごとの班」となっています。今日の授業のめあてのように、クラスの中で全員が根拠を持って、研究課題にとりくんでいます。この「根拠を持って、説明できるチカラ」は国語だけではなく、どの教科にも必要となってくる学びのチカラだと思います。このような授業実践を継続していくことによって、子どもたちの国語力は必ず向上していくと思います。これからの1年1組の子どもたち、そして1年生の子どもたち、辻先生の国語の授業実践が本当に楽しみです。みんな本当によく頑張
っていました。
2025年02月14日更新|学校の様子
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先週の子どもたちの頑張りをトピックスにて⑦【2月6日(木)(1年生全員対象)川越中学校1年生「人権教育の一環として『障がいを持つ人の人権「ヘルプマークを知っていますか? ~ 命と時間のお話 ~ 」』を受講しました!」】昨年度に続き2回目を迎える川越中学校での大切な人権講演会です。元三重県ヘルプマークアンバサダーの田中さんを講師としてお招きし、1年生全員を対象に講演をしていただきました!なぜ、田中さんがヘルプマークの普及・啓発に取り組んでいるのか、なぜ、自分自身を語り、子どもたちに『ヘルプマークについて知ってもらうこと』『大切な命と時間のお話をしてもらうこと』の重要な意義と意味とその思いを子どもたちに発信し、考えてもらう時間をつくっていただきました。
先週までの子どもたちの頑張りや、川越中学校の様子をトピックスとしてまとめました。配信したい内容や、保護者の皆さまや地域の皆さまに子どもたちの頑張りや一生懸命な姿をお伝えしたいことがいっぱいです。先週1週間の期間が空いてしまったので、今週大急ぎでホームページの更新をさせていただいています。
先週2月6日(木)6限目、川越町あいあいホールにて1年生全員を対象に、人権学習として取り組んでいる「障がい者理解について」の一環として、講師は、田中麻莉絵さんをお招きして人権講演会を開催いたしました。講演会のテーマは、『ヘルプマークを知っていますか?~命と時間のお話』です。川越中学校では大切にしている取り組みとして「いのちの大切さを考える講演会」として、そして、1年間の1年生としての人権学習の一環として、まとめにもつながる講演会として、子どもたちに出会ってほしい田中さんに昨年度に続き、ご講演をしていただきました。
今年度令和6年度は、は7月に四日市北警察署生活安全課より講師をお招きし、全校生徒を対象にした『SNSネットトラブル防止教室(性被害・性犯罪予防防止)』、同じく7月の夏休み前には、おなじく四日市北警察署交通課から『夏休みに向けての交通安全教室』を1年生を対象に実施しました。12月には『自分のことは 自分で認める(自認)』というテーマのもと、いなべ市LGBT相談員の浦狩 知子さんに全校生徒を対象に講演会をしていただきました。そして、今回の田中麻莉絵さんの講演会は、「1年生人権学習講演会」として実施しましたが、つながってくる大切な根幹は「命の大切さ」「今を大切に生きる」です。昨日の講演会では、「ヘルプマークの存在を具体的に知ることと、自分ができること」と合せて、「田中麻莉絵さんの生き方に触れ、命の大切さについて考え、今を大切に生きること」について深く考えることができました。
田中麻莉絵さんは、元三重県ヘルプマークアンバザダー。H26年に血液のがんといわれる「骨髄異形成症候群(MDS)」を発症してから、様々な感情の揺れや体調面の不安を持ちながらも、内部疾患患者としてヘルプマークの普及・啓発として地域や学校、企業等で講演・普及活動を実践されています。外見からは分からなくても、援助や配慮が必要とする障がいのある方や病気の方々に援助や配慮が必要なことを示す「ヘルプマーク」の普及・啓発に尽力をされています。
お話ので感じ取ることができることは、日々多くの体調がすぐれない状態から、社会復帰された険しい道のりを経験されてきた田中さんだからこそ、『社会とのつながり』と『今を大切に生きる想い』は、しんどくつらいお話の中にも、笑顔があり、あたたかく子どもたちに寄り添うように丁寧でわかりやすい言葉をつなぐ田中さんからしっかりと感じとることができました。それは、「ヘルプマークとの出会い」があったからこそ、今の笑顔にもつながっているのだと思いました。
田中さんが本当に伝えたいこととして、『病気や障害を持っていても不幸だけではなく、たくさんの人を助けてあげることができる。命は有限。大切な1日を大切に生きること。自分にとって大切なのは何かと言えること。誰といることが大切なのか』そして『ヘルプマークをつけている人を見かけたら、席を譲る、助けてあげるというアクションを起こしてほしい』。『家族や知り合いに、ヘルプマークを知らない人がいたら教えてあげてぽしい』と・・・。とにかく心に響く内容でした。
田中麻莉絵さんの強く生きる生きかたはもちろん、あたたかい人柄や笑顔、優しさが多くの人と関わりを増やし、生きていく原動力となっていっているのが良く伝わってきました。だから、田中さんの周りには多くの方たちがいるんだなあと思いました。先日は、貴重な時間を創っていただいたことに心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。
【1年生の子どもたち振り返りから。一部抜粋して紹介します】
■今日の講演ではヘルプマークのみではなく、いのちの大切さも学ぶことができる貴重な時間でした。人のいのちの大切さというのは、最近身をもって知っていたので、分かっていたことでしたが、この講演で実感させてもらいました。ヘルプマークは今では多くの人が知っていそうですが、知らない人もまだまだいると思います。これをしっかりと広めていくことも人のいのちを救えることだと思うので広めたいです。
■ヘルプマークを持つ人の症状は1人1人違うと思うので、それをしっかりと理解して過ごしたいと思います。自分で思う「あたり前」はぜいたくなことだとわかり、このことに感謝していこうと思いました。
■ヘルプマークのことは知っていたけど、今日でヘルプマークをつけている人がどういう気持ちでつけているのかをがわかったし、生きている、健康でいるじかんはすごく大切なものだということがわかりました。ヘルプマークをつけている人を見かけたら、何か自分にできることを探してみたいとなと思いました。
■電車などで、ヘルプマークがないときは人をみかけだけで判断する人が多くて、病気などになっている人は困っていたと思うけど、田中さんのように自分以外の人のことを気にかけてくれる人がいるおかげでヘルプマークが広まって、いろんな人の支えになっていると知ると、すごいなあと思いました。
■ヘルプマークは誰でも無料でもらうことができると初めて知りました。誰かに知ってもらいたいという気持ちから、この活動を行っているのはすごいなあと思いました。自分も誰かのために助けたり、行動していきたいと思いました。今日帰って親に、ヘルプマークのことについて話したいなあと思いました。
■私自身もやっぱりつらいとき、周りの人に気付いてもらえることはとっても嬉しかったし、助けてもらうと安心感があるので、今まで自身が支えてもらった分、これからもヘルプマークをつけていても、いなくても、外見だけでは分かりにくい病気や障がいを抱えている人を助けたり、ヘルプマークのことを知らない人たちに、ヘルプマークのことを教えて、誰もが笑顔でいられるような環境にしていきたいということを今日の講演会を通して思いました。
■今から10年ほど前はほとんど認知されていなかったのに、今では大体の人がヘルプマークのことを知っていた。それは田中さんのような講演活動や広告があったからだと思う。見た目ではわからない病気などを抱えている人を周りに伝えるための印。きっとこのヘルプマークのおかげで生活がしやすくなった人はたくさんいる。私たちは「ヘルプマーク」についての情報を広める。これが、誰もが快適に過ごせる社会をつくるためにできることの1つだ。
■ヘルプマークはまわりの人たちの心にもつなげているんだなあと思いました。
【写真は、あいあいホールでの田中さんの講演会の様子から】
2025年02月13日更新|学校の様子
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先週の子どもたちの頑張りをトピックスにて⑥【2月7日(金)(2年生すべてのクラス)地域連携事業として、川越中学校の「人権教育の一環として『高齢者の人権「認知症サポーター養成講座」』を受講しました!」】「認知症を知り、地域をつくる」、認知症の人たちと家族への応援者である『認知症サポーター』養成講座。川越町社会福祉協議会地域福祉係地域包括グループリーダーを講師としてお招きし、2年生5クラスを1時間ずつ授業実践をしていただきました!川越中学校の子どもたちが持つ、「優しさや素直さや人に対しての思いやりの気持ちなど、心のいっぱいの優しさ」を坂口さんの授業から、しっかりと引き出していただきました。
先週2月7日(金)2年生の5クラス分、すべてのクラスにおいて地域連携事業として「認知症サポーター養成講座」を開催しました。講師は、川越町社会福祉協議会地域福祉課地域包括支援センターの坂口グループリーダーにお越しいただきました。この取り組みは、認知症高齢者等にやさしい地域づくりのため、認知症に対する正しい知識を理解し、認知症の人やその家族に対してできる範囲で手助けをし、認知症の人たちと家族への応援者である「認知症サポーター」養成講座として開催しました。
コロナ禍明けの3年間、川越中学校では今年度も地域連携事業を推進しています。2学期には2年生を対象とした『食育学習』の取組の一環として、川越町健康推進課から管理栄養士と保健師を講師としてお招きして、『地域とともにすすめる「食育」』として、「みんなで実践!川越いきいき健康習慣・川越の健康ごはん習慣」というテーマのもと「食育講座」を実施しました。また、『川越町の防災』として、「非常食」を活用した調理として、川越町安全環境課にもバックアップをいただきました。そして、今回は第2弾として、同じく2年生を対象として、「認知症サポーター養成講座」を実施しました。
「川越町社会福祉協議会ってどこにあるの?」、「いったい何をしているの?」という内容からスタートをしました。川越中学校の目の前にある「いきいきセンター内」に事務局があること、デイサービス事業や介護予防教室、町ふれあい祭りなどを紹介していただきながら、(ふ)ふだんの (く)くらしの (し)しあわせを一番に考えて様々な活動をしていることなどを伝えていただきました。「超がつく、高齢化社会」がすすむ中、これからの川越町を支えていく中学生の生徒たちに、少しでも認知症のことを身近に感じてもらい、認知症になっても住み慣れた地域でくらし続けることができる街づくりの第一歩につながるといいなあという、講師の坂口さんの考えや、やさしくてあたたかな想いをいっぱいいっぱい聴かせていただきました。
認知症のことが、わかりやすい言葉とわかりやすく可視化されたPowerPointにてさらに深く考えることができました。坂口さんには、川越中学校がすべての授業において大切にしている「学習班の学び合い学習」や「生活班での話し合い活動」をしっかりと取り入れていただきました。体験学習では、「視界が狭くなるメガネと耳栓」を使用した高齢者疑似体験に取り組んだりするグループワークを盛り込んだり、講座内容を大変工夫しながら子どもたちの興味と感心をギュっと引き付け、知識と体験とグループでの話し合いから認知症を身近なこととして感じることができた講座となりました。2年生5クラス5時間の講座を丁寧でわかりやすく伝え、教えていただいた坂口さん。本当にありがとうございました。1日に5クラス分の5時間連続で授業を担当いただきましたことあらためてお礼申し上げます。
川越中学校では、この「認知症サポーター養成講座」は、大切な授業での取り組みとして継続していきたいと考えています。その理由は、2年生の子どもたちの「授業の振り返り(一部抜粋ですが・・・)」からもハッキリとわかると思います。川越中学校の子どもたちが持つ、「優しさや素直さや人に対しての思いやりの気持ちなど、心のいっぱいの優しさ」を坂口さんの授業から、しっかりと引き出していただきました。今後も地域連携事業の1つとして、ぜひ、ご指導とご協力をよろしくお願い致します。
【2年生の子どもたちの「授業のふりかえり」から(一部抜粋) 2年生のすべてのクラスから抜粋しています】
■認知症のドラマとかでしか見たことがないからそんなに知らなかったけど、今回、耳や目の高齢者体験ができて、高齢者の方はこんな感じで毎日過しているんだということがわかって、貴重な体験ができたので良かったです。困っている高齢者がいたら、今までだったら、後ろから普通に声掛けしたり、家族とか友だちといたら、絶対何人かで助けに行っていたと思うけど、今日、勉強をして、「いきなり後ろからではなく、前から優しく声をかけて、目線を合せること。時には、見守ることが大切だとわかって、正しい知識を覚えれたのでこれからに活かしていきたい。高齢者の相手のペースに合わせてちゃんと向き合っていくことが大切だと思いました。
■今日の授業体験をして、高齢者がどれくらい生活しずらいかを知り、この状況で認知症にかかったらすごく不安になるのだろうと感じた。もし、周囲に認知症になった人がいるのなら、今日学んだ「3つのない(驚かせない・急がせない・自尊心を傷つけない)」を意識して行動するべきだと思った。また、認知症の人の援助では、冊子に書いてあるとおりに温かく見守り、適切な手助けができるように、『認知症の状況を補う「杖」になるような行動』をすることが大切だと考えた。
■高齢者だから・・・、認知症だから・・・と言ってじゃまもののように扱うのではなく、いままで社会や私たちを支えてくれた人生の先輩としてリスペクトし、今度は私たちが支えていきたいです。認知症は年齢によるものだと思っていたけど、ショックなどの原因もあることがわかりました。私のお母さんが、病院で高齢者の方のリハビリをしていて、私もお母さんのように高齢者の方にも、子どもにもどんな人にも明るく接することのできる人になりたいと思いました。今日は貴重なお話をありがとうございました。
■川越町のふれあい祭りのボランティアに参加したときに、社会福祉協議会でやったのですが、みなさんとても親切な方たちばかりで、とてもボランティアの活動がやりやすく、とっても良い経験をさせていただきました。私もその姿を見習ってみんなに親切になりたいです。
■私の親戚に認知症のおじいちゃんがいて、最近は会っていないけど、今度会ったときは、今日知った「大きな声で話す」だったり、対応のポイントを意識してみようと思います。
■川越町社会福祉協議会と言葉は知っていましたが、具体的にどんな取り組みをしているのかは知らなくて、『普段の暮らしの幸せを実現するために、みなさんが働いてくれている』のだと知りました。「認知症サポーター」と1度聞いたとき、そんな資格やお仕事があるんだと思っていましたが、『誰でも認知症を理解して、接し方をいつもより丁寧にかつ優しくすることができたら、サポーターになれる』とわかって驚きました。驚いたと同時に、自分にもできることが大きく見えたような気がして嬉しい気持ちになりました。
小さい頃からお世話になった地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちに、少しの恩返しではないけれど、小さなお話相手になれたらいいなあと思いました。
■正直最近は、じいじに話が伝わりにくくなってきて、少し強い声で言ってしまうことがありました。今までは一回言えば絶対に聴こえていた声なのに・・・と思っていたこともあったけど、今日の体験や話を通じて耳の聞こえずらさも少しだけわかったし、聞こえないことが一番悔しく感じるのは本人なのかなあと感じたので、これからは聞こえないことがあっても、「大丈夫!もう一回言うね!」という声をかけながら、こっちも、じいじに聴こえやすいようにハッキリとゆっくりと、楽しく話をしていきたいなと思いました。
■ぼくが今日の坂口さんのお話をきいて学んだことは、川越町の高齢者の方の『お世話』ではなく、『お手伝い』をしているということです。ぼくがデイサービスと言われてイメージするのは、『高齢者の方のお世話をデイサービスの職員の人がしている』です。でも今日のお話から『高齢者の方に寄り添い、話をして、高齢者の方たちができないところを職員の人がお手伝いするんだ』ということを学びました。
【写真は、2年生3組の授業の様子から】
2025年02月12日更新|学校の様子