先週1週間の子どもたちの頑張りをトピックスでまとめてみました!(先週1週間を毎日振り返っていたら、今週1週間が終わってしまいました!)【⑧2月6日(木)1年1組の国語授業の様子から!エーミールってそれだけで内容を思い出す人もいるのでは・・・。校長の私も43年前の国語で習ったはずですがまったく思い出すことができません。【『小説「少年の日の思い出(ヘルマン・ヘッセ作)」』】単元を貫く問は、「登場人物の視点で小説を読み取ろう!」です。「少年の日の思い出」は70年以上も国語の教科書に採用され続けている名作です!私だけではなく、保護者の皆さまも中学校時代に学んだ思い出があるのでは?!そんな名作に、子どもたちは本文中の「僕」の心情の変化を、班で学び合いながら課題解決に向かってみんなで一生懸命に取り組んでいます!
先週1週間の振り返りを継続して、紹介したい8つの授業内容等をホームページで毎日紹介していたら、気づいたら金曜日・・・新しい1週間が終わってしまいました。毎日毎日、川越中学校の子どもたち頑張る姿や、一生懸命な姿や笑顔など保護者の皆さまや地域の皆さまに伝えたい・紹介したいことが山盛りです。しかし、先週1週間は授業や行事など子どもたちの授業はいっぱい見て、応援していたのですが、ホームページにアップまでたどり着きませんでした。ホームページの良さは、やっぱり毎日継続することですね!
先週2月6日(木)1限目の1年生1組の国語の授業の様子から。授業担当は辻先生です。子どもたちの意見や考えがいっぱい発せられる授業です。日常の授業において川越中学校が大切にしている「学習班での学び合い活動」「ペア学習」「いつでも近くの人と話し合える学習」も取り入れながら、この授業では、授業者の辻先生から受けた「4つの学習課題」に対して、4つの課題の中から、一人一人がどの課題と向き合い探求を深めたいかを確認し、探求したい課題ごとの班ができあがります。探求したい課題が明確だからこそ、学び合いもスムーズに行われます。そこには、授業参加ができていない生徒は一人もいません。川越中学校が大切にしているもう一つの授業の柱でもある「誰も一人にしない授業づくり」。1年1組の出席しているすべての子どもたちが、自分の考えや意見を伝える場所があり、その意見や思いをしっかりと聴いてくれる仲間がいます。だから、1年1組はもちろんのこと、1年生のすべてのクラス、すべての学年において、学び合う授業がどんどん発展していくのだと思います。
『少年の日の思い出』・・・。1つの作品を読むとき、自分がどの立場で読むのか、どこに感情移入するのかで楽しみ方や受け取り方が違ってくるというのは、すべての作品において言えることですが、この『少年の日の思い出』は特に強くそれを感じる単元であると思います。文中から「僕」から見た「エーミール」など、「エーミール」から見た「僕」など。「僕」の心情の変化を国語の授業内で『読み深める活動』を意図した課題や発問を子どもたちに発信していく辻先生の授業に、子どもたちも、話し合う内容や意見を出し合う内容、課題を探求する姿にどんどん近づいていきます。
『今日の授業のめあては、「根拠をもとに、研究課題を解決しよう!』です。「解決したい研究課題」は次の4つです。
①ちょうを盗み、つぶしてしまった僕は反省しているのか?
②僕はエーミールのことをどう思っているのか?
③エーミールは僕のことをどう思っているのか?
④なぜ僕は、ちょうをつぶしたのか?
写真の学習班は、「解決したい研究課題ごとの班」となっています。今日の授業のめあてのように、クラスの中で全員が根拠を持って、研究課題にとりくんでいます。この「根拠を持って、説明できるチカラ」は国語だけではなく、どの教科にも必要となってくる学びのチカラだと思います。このような授業実践を継続していくことによって、子どもたちの国語力は必ず向上していくと思います。これからの1年1組の子どもたち、そして1年生の子どもたち、辻先生の国語の授業実践が本当に楽しみです。みんな本当によく頑張
っていました。
2025年02月14日更新|学校の様子