2年3組『数学授業の様子から』【「仲間とともに学び合う授業づくり」を大切にしています。三重県から数学科授業における少人数指導推進校として指定を受けて『わかる授業推進事業』として2年生のすべてのクラスにて「習熟度別(コース別)少人数授業」を実施しています!」】単元名は「多角形の角」。「平行線」や「角の性質」をもとにして課題解決に向けて学び合います。そして根拠を持った説明ができるチカラを身に着けます!2年3組のみんなが粘り強く取り組んでいます!
今年度2回目の2年生数学科授業における提案授業。三重県から数学科授業における少人数指導推進校として指定を受けて『わかる授業推進事業』として2年生のすべてのクラスにて「習熟度別(コース別)少人数授業」を実施しています!川越中学校2年生での「習熟度別(コース別)少人数授業」は今年度でおおよそ8年目を迎えます。今年度は、2年生と合わせて1年生でも2学期9月から「習熟度別(コース別)少人数授業」を実施しています。
川越中学校学校づくりビジョン(教育ビジョン)において、「関わることを通して、人権が大切にされる仲間づくり」を柱として、一人一人の子どもたちを大切にした『わかる・できたと思える授業』というように、日々授業づくりをすすめています。その中でも、どの授業においても学習班や小グループやペア学習など、話し合う課題を明確にした『学び合う授業づくり』を重点に置いた授業を展開しています。
本日11月8日(金)の3限目。2年3組の数学授業の様子です。この日は、三重県教育委員会北勢教育支援事務所から2名の指導主事等と川越町教委育委員会学校教育課より1名の指導主事に数学授業を研究授業として見ていただき、校長も入り、授業後には助言等をいただく事後研の時間として対応をいただきました。川越中学校では、三重県の『わかる授業推進事業』の研究実施校として指定を受け、毎年2年生数学授業において「習熟度(コース別)少人数授業」を実施しています。この推進事業は三重県内のすべての中学校の中で、「29校」で実施されています。この取り組みは、みえの学力向上県民運動の趣旨やねらいに基づき、児童生徒の学力向上のため、全国学力・学習状況調査及びみえスタディチェックの活用、分析結果を通した授業改善の取組、そして少人数指導推進校での少人数教育加配の先生の効果的に活用した取組を行うものです。
今年度は、2年生担任で数学担当の縣先生と、本校数学科非常勤講師の水谷先生による「習熟度(コース別)少人数授業」を展開しています。数学授業の単元は「多角形の角」です。授業のめあては「ブーメラン形・星形の角について、多角形の内角・外角の和の知識を用いながら、求め方を根拠をもって説明できる!」です。
「三角形、四角形、五角形の外角の和から、n角形の外角の和を考察する」前時の復習から考えていきました。前時までに学んできた内角・外角の和の知識を活用しながら課題を解決していく授業が進んでいきます。「基礎コース」「標準コース」のコース別クラスでも、子どもたちはペアであったり、学習班であったり、「学び合い」を大切にした授業を進めています。川越中学校では、2年生の「習熟度(コーズ別)少人数授業」から、『友だちの考えを聴きたいという子どもたちを育て、友だちの考え方をつなぎながら、聴くことを大切にする。そして、わからないときはわかわないことを恥ずかしがらずに聴けるようにする関わりを大事にする』。そんな授業づくりをすすめていきたいと考えています。今日の2年3組の授業では、学び合う姿がしっかりと見られました。何より、「授業のめあて」でも説明しているように、『根拠をもって説明することができる』ことに対して、みんなの前で、スクリーンに映った自分の解答を一生懸命にわかりやすく、みんなに「なぜ、このような考え方になっていくのか」を具体的に説明をしてくれました。この様子は、写真からもわかっていただけるのではないでしょうか?!
2年3組のみんなは(2年生のどのクラスでも)、普段からの「関わることを大事にする」クラスづくり・学年づくりの成果として、数学授業の中でも、自然と誰もが聴き合うこと・教え合うことができている授業となっていました。2年1組のみんなのあたたかな関係性を授業を通して確認することができました。そして、縣先生と水谷先生と子どもたちのよりよい関係もしっかりと見ることができました。
2024年11月8日更新|学校の様子