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【1年生を対象とした『夏休みに向けての交通安全教室を実施しました』】本日7月17日(水)四日市北警察署交通課総務・規制係長の高山様を講師としてにご協力をいただきました。先月の6月、朝の登校指導に四日市北警察署交通課の署員2名の方に川越中学校の自転車通学の様子を見ていただいた様子からも今日の講義にお話しいただきました。『夏休み前の交通安全教室』を実施する目的は、川越中学校の子どもたちが安心・安全な自転車通学をしてもらい、交通ルールとマナーを守り、自転車事故の被害者にも加害者にもならないために・・・。

1年生を対象として、本日7月17日(水)3限目は「総合」の時間として、『夏休みに向けての交通安全教室』を各教室とオンラインでつなぎ実施しました。講師は、四日市北警察署交通課総務部規制係の警部補の高山さんです。今回の講義の目的は、

■交通ルールについて再確認し、登下校時や夏休み中の生活の中で、交通安全に留意して生活しようする態度を育てること。

■自転車の正しい乗り方や歩道、横断歩道の正しいの通行の仕方について知り、安心・安全に気をつけて自転車運転ができる態度を育てること。

■川越中学校の自転車通学の様子を実際に四日市北警察交通課の皆さんに見て、確認していただいたことから、川越中学校生徒の自転車通学における課題をこれからにつなげること。自分自身への振り返りも合せて実施する。

■自転車運転の加害者にも被害者にもならないために、自分事として話を聴けること。

 

1年生は今年度の5月に川越自動車学校と連携して「交通安全教室」を実施しました。校生徒の約8割の生徒たちが「自転車通学」の川越中学校において、『安心・安全な登下校』・『安心・安全な自転車運転』は最重要課題として取り組んで行く内容です。交通安全にかかわる取り組みは、繰り返し、繰り返し行っていくことに「やりすぎ」はありません。自転車に乗っている以上、「軽車両」としての位置づけになります。交通課の高山さんからは、子どもたちに質問をし、帰ってくる言葉に対してキャッチボールをしながら、とってもわかりやすい口調で、メリハリのある大変聴きやすい言葉を選びながら講義をしていただきました。

 

また、交通事故を実際の動画映像を確認しながら、事故の恐ろしさや悲惨さだけではなく、いつどこでも、どんな場面でも在りうることとして動画映像の視聴を実施しました。「急な飛び出しでの自転車と自動車の接触事故」の様子や、「夜間での横断歩道を渡っていた歩行者と自動車の接触事故」の様子、「自動車がいきなり反対車線から走行車線に入り込んできた追突事故」の様子、「高速道路での自動車の逆走」の様子など、すべての動画映像が本物であり、ショッキングな内容であるとともに、子どもたちが自転車の事故、自動車の事故、歩行者の事故を目の当たりにすることの心の心配も北警察署の高山さんとも相談をしたのですが、校長の意見としてどうしても映像を目の当たりにさせてほしいとお願いし、実現することとなりました。

 

講義の中には、先月6月の川越中学校の朝の登校指導(あいさつ運動)において、四日市北警察署交通課の署員の皆さまにも協力をいただいて、一緒に取り組んだ登校指導の様子も、何が自転車通学においての危険なことであり、何が自転車運転時の課題であるのかを、実際の子どもたちの登校時の様子から伝えていただきました。

 

川越中学校では、自転車通学に対して許可をしているのは、『交通ルールとマナーを守って、安心・安全な自転車運転ができる生徒』となっています。しかし、昨年度も、今年度に入っても、しばしば地域の方々から、川中生の自転車運転にかかわっての注意やお叱りを受けることがあります。一番多くいただく注意やお叱りとしては、『自転車の並列走行』です。本日の高山さんの講話にもあったように、自転車の並列走行は「道路交通法第19条により禁止」とされています。その並列走行によって、歩行者の安全を確保できなかったり、自動車の走行を妨害することにもつながっていきます。川中生の下校の様子から、並列走行による危険性や問題点もしっかりとわかりやすく伝えてもらいました。毎日何気なく登下校している自分の自転車運転を振り返り、車社会の一員として、自転車は「軽車両」としての責任と自覚を持って、もう一度自分の日常を顧みてほしいと思います。

 

そして、最後に伝えてもらった内容の、『交通事故に巻き込まれたり、交通事故が発生した場合の対応』についてもくわしく教えていただきました。講話の内容を、川中生のより現実的な課題や問題としてもわかりやすく、実践的な内容として、子どもたちが考えることができる講話をしていただきまして本当にありがとうございました。

2024年07月17日更新|学校の様子

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