【第41回全国中学生人権作文コンテスト三重県大会 四日市市・三重郡地区の入賞者表彰式。そして朗読会】川越中学校から2年生山下さん(最優秀作品受賞)、3年生加藤さん(優秀作品受賞)の2名が表彰をされました。また、山下さんは「三重県奨励賞」も受賞しました!自身の経験と照らし合わせ深く考え、人権作文として想いや考えを綴り発表してくれたことは、大きな一歩を踏み出てくれたのだと思います。本当に心を動かされる表職式・朗読会でした。
昨日12月10日(日)四日市市文化会館において『人権作文コンテスト三重県大会三泗地区予選の入賞者表彰式』が行われました。今年度の人権作文コンテスト三重県大会三泗地区予選会には三泗地区内のすべての中学校から、「3,845編の人権作文」が応募され、9名の人権作文が三泗地区予選で入賞いたしました。三泗地区代表の9名の入賞者の中で、川越中学校からは2年山下芽生さん(最優秀作品賞)と3年加藤緑羽さん(優秀作品賞)2名の生徒作品が入賞となり、本日の表彰授与というすばらしい結果となりました。おめでとうございます!昨年度の6名の入賞に続き大変嬉しい結果となりました。2年生の山下芽生さんの人権作文は、12月10日(日)の中日新聞朝刊【三重県版】に、三重県人権作文コンテストにおいて「奨励賞」も合せて受賞をいたしました!心からおめでとうございます!
また、表彰式と合せて、自身が書いた人権作文を朗読する時間もありました。3年生の加藤さんは都合のため、表職式のみ参加し、「入賞作品の朗読」は川越町人権擁護委員の牧野さんに代読をしていただきました。
この人権作文コンテストは昭和56年(いまから41年前)から始まった取り組みです。きっと保護者の皆さまも中学校時に人権作文に取り組んでいただいた経験もおありかと思います。そんな伝統のある人権作文コンテストには、川越中学校からも毎年の夏休みの課題として全校生徒を対象として実施してる大切な取り組みです。今年度の川越中学校のみなさんの人権作文には、中学校で学んだ人権学習について考えたこと、日々の生活の中で疑問に思ったこと、友だちのこと、家族のことを取り上げたり、障がいを持つ人の人権、外国にルーツを持つ人にかかわる人権、男女平等、LGBTにかかわること、そして今年度は戦争と人権について取り上げる人もいました。このように人権にかかわって様々な視点を持ちながら人権作文に取り組んでくれました。特に2年生、3年生では川越中学校で学んだ人権学習について考えたことや学んだこと、疑問に思ったこと、そしてその学んだことを活かして考えたことなどを題材にして取り組んでくれた仲間が多かったのが印象に残っています。
川越中学校は令和2年度から三重県の人権教育研究指定校事業を受け、「互いの人権を尊重し、仲間とともに差別をなくそうと行動できる生徒の育成」という研究主題のもと、『人権学習』を時間をかけて大切に取り組んできました。3年目を迎える現在でも、『仲間づくり』を学校の主たる活動の中心に置き、「すべてが仲間づくりにかかわる学びの場」として教職員が子どもたちとともに学校づくりをすすめてきました。今回の川越中学校の人権作文には、様々な身近な課題や問題などを「他人事」ではなく、「自分事」として考え、悩み、気づき、そして少しずつでも行動にしていこうという内容が多かったことも本当に嬉しいことでした。まだまだ川越中学校には様々な課題があります。友だち関係に悩む生徒、自分自身の進路に悩み考える生徒、自分の家族のことなど・・・・。だからこそ、川越中学校では、これからも人権学習を大切に進めていきます。人権学習を通じて、自分を磨き、自分自身を高め、これからの生きる力につながることを願って進めていきます。
昨日、表彰を受けた2名(1名は都合で表彰式のみ参加です)のみなさん。本当におめでとうございました。また、一緒に参加いただいた保護者の皆さん、川越中学校人権教育担当の寺本先生、本当にありがとうございました。
【表彰者2名の紹介をします】
<四日市市・三重郡地区 最優秀賞受賞>
<三重県大会 奨励賞受賞>
■2年3組 山下 芽生 さん
<四日市市・三重郡地区 優秀賞受賞>
■3年2組 加藤 緑羽 さん
2023年12月11日更新|学校の様子