三重県学校給食会共催の「3年3組のあたたかい雰囲気の中で。 食育講座(調理実習)を実施しました。内容は『おやつの役割(朝・昼・夕の食事で足りない栄養を補給するための「第4の食事」」【栄養教諭の岸根先生と家庭科担当のコラボでの授業です】
昨日9月27日(水)3年3組5限目の家庭科授業の様子から。1週間かけて、3年生の家庭科の授業として「食育講座(調理実習)」を実施しています。三重県学校給食会共催で行う今回の食育講座(調理実習)のテーマは『おやつの役割』について。調理実習としては「フルーツ白玉づくり」です。
家庭科担当の大池先生だけではなく、栄養教諭(川越北小兼務)の岸根先生とのコラボレーションにて授業を進めてもらいました。「食育」にかかわる様々な授業体験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる力を育みます。川越中学校は,これからも「食育』を通じた『食育実践の環(わ)』を広げていきます。
3年生では、「おやつの役割」について学ぶもう一つの理由があります。それは『保育』です。『保育』の役割の中にも、しっかりと「食育」が大切になります。川越中学校の3年生では、4年ぶりに『保育』授業の一環として、11月20月(月)と11月27日(月)の両日に、2グループにわかれての「保育実習」を実施します。川越町内の5つの保幼園の協力をいただき、午前中の時間を利用して、「保育実習」に出かけます。その意味においても、「食育」は欠かせない大切な内容であり、「おやつの役割(おやつ作り)」も重要な保育に位置づけされている大切な取り組みです。
3年生3組の子どもたちは、説明ではしっかりと説明や手順を聴き、必要に応じて学習シートに書き込み、白玉だんごを作る作業になると手際よく、班の仲間と協力をしながらすすめていきます。本当にあたたかい雰囲気の中、みんないきいきと取り組んでいます。このような様子からも3年生のみなさんの成長をあたらめて感じとることができる授業となりました。みんな班の仲間と相談しながら、協力して一生懸命に取り組んでいます。
川越中学校は、「食育」を家庭科の授業、総合の授業、学活等を通して、栄養教諭(川越北小兼務)と川越町健康推進課、安全環境課等との連携を図り進めていきます。地域とともに「食育」を通じて、子どもたちの「生きる力」を育み高めます。令和2年度より「食育」を進めていますが、今年度(令和5年度)からは、学校教育ビジョン(学校教育目標を実現するための具体的な取り組みとして)にも「地域とともにある食育教育」を位置づけて、計画的に系統だって取り組んでいきます。
家庭科授業担当の大池先生と栄養教諭の岸根先生がみんなの発達段階に応じて、そして地域の実情に応じた食育の授業づくりを工夫しながら丁寧に取り組んでいただいています!いつもありがとうございます!こどもたちにとって、大変いきいきとした活動となり、とても素晴らしい実践力のある授業でした。
【 川越中学校食育授業の目的 】
① 栄養教諭・養護教諭・家庭科教科担当と連携し、食育の授業を進めることで、生徒が心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事の摂り方を理解し、日常生活で実
践できる力を身に付けさせる。② 日常生活における防災対策の意識付けとして非常食(アルファ米)を活用したり各家庭で準備した非常
食を食品ロスにしないための工夫をしたりする取り組みを通して、生徒がSDGsと食品ロスについて学
ぶ機会とする。
③ 各学年の教科学習と関連付けた内容を学習することで、生徒が日常的に「食事」の重要性を理解し自ら
健康を管理する能力を身に付ける。
2023年09月28日更新|学校の様子