【(2年生)家庭科「食育講座」清涼飲料水の糖度を調べよう!】栄養教諭と家庭科担当のコラボでの授業実践。川越中学校では、今年度から「食育(地域とともにある食育教育推進)」を学校教育ビジョンに加えました。それだけ大切な取り組みです。
昨日6月26日(月)3・4限目にて2年2組の家庭科授業において「食育講座」を実施しました。この取り組みは「公益財団法人 三重県学校給食会 共催」としても実施しています。
3年生全クラスでは先週、「株式会社明治(明治製菓)」スタッフからのオンラインにて「食育出前講座」を実施しました。2年生、1年生では栄養教諭の岸根先生(小学校と兼務)と家庭科授業担当の大池先生とのTTのコラボにて授業を進めていきます。2年生で取り組むのは『清涼飲料水の糖分について調査する』です。普段何気なく飲んでいるジュースやスポーツドリンクを飲み比べ、含まれる糖分についての正しい理解を深めようという授業目標のもと、スポーツドンリンク3種類の飲み比べをしながら、「スポーツドンリンクの糖度の危険」を理解し、清涼飲料水に含まれる糖分を感じてもらうことができたと思います。また、今年度からは「糖度測定器」を活用して、7種類の清涼飲料水の糖度を班ごとに調べる実験を行いました。同じ清涼飲料水でもこれだけ糖分が含まれていることに驚いている生徒もいました。授業を通じて子どもたちは、「清涼飲料水との上手な付き合い方」を学ぶことができたのではないかと思います。
Googleformを活用しての事前意見調査を基に授業をスタートし、授業の中ではExcelのスプレットシート活用して糖度計で測定した結果を入力したりとICT機器も充分に活用した、メリハリのある大変丁寧でわかりやすい授業となったと思います。2年2組のみんなが班のメンバーと協力し合い、教え合いながらしっかりと授業に取り組む姿が印象的でした。2年生ではこの取り組みをすべてのクラスで実施いたします。
授業担当の岸根先生、大池先生、熱中症対策が必要となる現状に即した授業をすすめていただきありがとうございました。
また、この授業は、『川越エキスパート』としての授業研修としても位置付け、川越中学校のずべての先生が年間に1回ずつ行う授業研究としても実施をしました。三重県北勢教育支援事務所から指導主事にも来校いただき、大池先生の家庭科の授業を参観いただき、事後研修会として貴重な意見や助言をいただきました。ありがとうございました。
2023年06月27日更新|学校の様子