【令和4年度修了式】校長の言葉は、卒業式の3年生代表者が想いを込めて語ってくれた答辞をもとに、2年生・1年生へのメッセージを・・・
表彰伝達式のあとは、令和4年度修了式を行いました。1学期の始業式、対面式、2学期の文化祭とあわせて、今年度4回目の全校一斉に会しての修了式。校長からの話は、2年生・1年生のみんなに「ありがとう」の言葉から。今日もみんなが元気に笑顔で登校してくれたことに「ありがとう」。1年間川越中学校を先生と生徒みんなで一緒に学校づくりをしてきてもらったことに「ありがとう」。そして、予定では9時スタートだった今日の表彰伝達が、全校のみなさんの行動が早く、整列状態も聴く姿勢もしっかりとしていて、10分も早くスタートができたことに「ありがとう」。3年生の先輩が卒業をして3週間。寂しさはもちろんありますが、川越中学校の2年生・1年生は着実に3年生の先輩たちのように、「誇れる先輩」「行動で示すことができる先輩」に成長をしてきています。
校長の話の中心は、卒業式での3年生代表の答辞の一部を引用して、後輩のみなさんに伝えたかったこと。
【答辞の一部引用して】
今思い出すと、僕にとってかけがえのない時間は、普段の教室に飛び交う「おはよう」という声。授業中とことん話し合ったあの時間。休み時間賑わっていた教室や廊下。当たり前に聞こえるそんなひとつひとつが、幸せで尊いものであったと気づきました。それに気づけた僕たちだからこそ、在校生の皆さんに伝えられることがあります。それは、普段の学校生活、当たり前の日常を大切にしてほしいということです。日々の一瞬一瞬を、例えくだらない会話であったとしても。その大切さを見つめなおすことができればきっと、在校生の皆さんの中学校生活は、より豊かなものになるのだと思います・・・・・。
その答辞を引用して校長の言葉としました。「川越中学校は先輩の姿から学べる学校です」。この言葉が、今日も明日も、明後日も・・・川越中学校には常につながっていきます。卒業した誇れる3年生の先輩たちが残してくれた一生懸命と優しさと、誰も一人にしない仲間づくりを良き伝統として。
2023年03月24日更新|学校の様子