【東日本大震災追悼の心を込めたアナウンス「3.11を振り返る」】昨日のお昼の放送にて、「放送委員会からのメッセージ」。2年生・1年生の当番がしっかりとアナウンスを頑張ってくれました。
東日本大震災から本日3月11日(土)でちょうど12年が経過をしました。本日は土曜日で学校はお休みです。そこで、昨日10日(金)の「放送委員会によるお昼の放送」にて、当番委員の、2年生・1年生が心を込めて、『東日本大震災3.11を振り返る」』として全校生徒に向けて
アナウンスをしてくれました。
【3.11に向けて、心を込めたアナウンス内容から】
明日3月11日は、12年前の14時46分に東日本大震災が発生した日です。三陸沖の宮城県牡鹿半島の東南東130キロ付近で、海底の深さ24キロを震源とする大地震が発生しました。マグニチュード9.0。最大震度は7。そして、大規模な津波が発生し、これにより、尊い多くの命が失われました。震災が発生した3ケ月後、死者約15,000人のうち、およそ90%の方が「津波」によって亡くなられました。行方不明者約4月7,500人、負傷者約5,400人といわれています。これは日本国内観測史上最大規模で、1900年以降世界でも4番目に規模の大きな地震といわれています。震災から12年が経過をした今でもなお、38,000人の方々が、震災によって家を失ったり、損壊したりなど、地元を離れて全国各地で避難生活を送っているそうです。当たり前の日常が一瞬でなくなってしまう経験は、コロナ禍において経験をしましたが、しかし、今も私たちには毎日平和に安心して生活ができる家があり、学校生活があり、大切な仲間とともに、学習や部活動にも一生懸命に取り組むことができる恵まれた環境があります。そして、もしもの時に備えて、今でも何かできる準備があると思います。
14時46分には、震災において犠牲となった方々に想いを馳せて、心静かに黙とうができるといいですね。2年生では来週3月17日(金)に『避難訓練』として「第三次避難個所」である朝日町民グラウンドまで避難経路を歩いて行きます。川越中学校の最高学年として、後輩を導く行動ができるように、みんなで一生懸命に訓練に参加をしてほしいと思います。 以上、放送員会より。
2023年03月11日更新|学校の様子