【第41回全国中学生人権作文コンテスト三重県大会四日市市・三重郡地区の入賞者表彰式】川越中学校から6名が入賞をし表彰を受けました。みんな、おめでとうございます!
本日12月4日(日)四日市市文化会館において『人権作文コンテスト三重県大会三泗地区予選の入賞者表彰式』が行われました。今年度の人権作文コンテスト三重県大会三泗地区予選会には三泗地区内のすべての中学校から、「3,311編の人権作文」が応募され、10名の人権作文が三泗地区予選で入賞いたしました。三泗地区代表の10名の入賞者の中で、川越中学校からは6名の生徒作品が入賞となり、本日の表彰授与というすばらしい結果となりました。おめでとうございます!この人権作文コンテストは昭和56年(いまから41年前)から始まった取り組みです。きっと保護者の皆さまも中学校時に人権作文に取り組んでいただいた経験もおありかと思います。そんな伝統のある人権作文コンテストには、川越中学校からも毎年の夏休みの課題として全校生徒を対象として実施してる大切な取り組みです。今年度の川越中学校のみなさんの人権作文には、中学校で学んだ人権学習について考えたこと、日々の生活の中で疑問に思ったこと、友だちのこと、家族のことを取り上げたり、障がいを持つ人の人権、外国にルーツを持つ人にかかわる人権、男女平等、LGBTにかかわることなど、様々な視点を持ち、人権作文に取り組んでくれました。特に2年生、3年生では川越中学校で学んだ人権学習について考えたことや学んだこと、疑問に思ったこと、そしてその学んだことを活かして考えたことなどを題材にして取り組んでくれた仲間が多かったのが印象に残っています。川越中学校は令和2年度から三重県の人権教育研究指定校事業を受け、「互いの人権を尊重し、仲間とともに差別をなくそうと行動できる生徒の育成」という研究主題のもと、『人権学習』を時間をかけて大切に取り組んできました。3年目を迎える現在でも、『仲間づくり』を学校の主たる活動の中心に置き、「すべてが仲間づくりにかかわる学びの場」として教職員が子どもたちとともに学校づくりをすすめてきました。今回の川越中学校の人権作文には、様々な身近な課題や問題などを「他人事」ではなく、「自分事」として考え、悩み、気づき、そして少しずつでも行動にしていこうという内容が多かったことも本当に嬉しいことでした。まだまだ川越中学校には様々な課題があります。友だち関係に悩む生徒、自分自身の進路に悩み考える生徒、自分の家族のことなど・・・・。だからこそ、川越中学校では、これからも人権学習を大切に進めていきます。人権学習を通じて、自分を磨き、自分自身を高め、これからの生きる力につながることを願って進めていきます。
本日、表彰を受けた6名(1名は都合で欠席です)のみなさん。本当におめでとうございました。また、一緒に参加いただいた保護者の皆さん、川越中学校人権教育担当の寺本先生、本当にありがとうございました。そして、3年間の人権学習でお世話になっている三重県教育委員会事務局 人権教育課の齋藤 徳顕 指導主事にもご参加いただき心から感謝申し上げます。
【表彰者6名の紹介をします】
<最優秀賞受賞>
◆3年3組 太田 誉 さん 「自分の行動への後悔」
◆2年1組 山北 理孔さん 「行動しないという罪」
<優秀賞受賞>
◆3年1組 村木 祐良さん 「人は見た目だけで判断できない」
◆3年2組 植田 杏実さん 「部落問題から考える差別とは何か」
◆3年2組 中村 駿斗さん 「それぞれの特徴と見て」
◆3年4組 上田 航大さん 「祖母との関わり」
2022年12月4日更新|学校の様子