【薬物乱用防止教室】2年生・3年生で実施しまた。正しい知識と正しい判断力を身につけるために・・・
昨日10月18日(水)6限目、2・3年生を対象として、オンラインにて「薬物乱用防止教室」を実施いたしました。川越中学校では毎年、2年生を対象として実施しています。しかし、コロナ禍において昨年度は実施できなかったため、2・3年生合同の取り組みとして進めていきました。講師には、『桑名ライオンズクラブ』から薬物乱用防止教育認定講師である加治圭一様、中村真啓様、小川望様の3名の皆さまにご指導をいただきました。
コロナ禍においてはじまったオンラインでの一斉講義授業もしっかりと定着をしてきました。体育館での一斉に行う取り組みにも良さはありますが、各クラスごとで同一内容を視聴し、画面を通して視覚的に情報をわかりやすく伝えるという意味では効果は高いです。しかし、対面で行いたい理由もあります。それは、人と人のふれあいを通じた「出会い学習」としての意味合いです。普段の中学校生活では、教師と生徒の関わりが生活の中心です。しかし、このような「出会い学習」では、異年齢の方との出会い・社会で活躍されてる方との出会い・夢や目標を持っていきいきと働いている方々との出会いなど、大切なキャリア教育の要素がそこにはいっぱい詰まっています。オンラインでの講義でしたが、講師の先生方の子どもたちに発信する思いや熱量がしっかりと伝わる内容で、知識としても講師の先生方の伝えたい願いも含めて、しっかりと子どもたちに伝わっていました。
講義の中では、シンナーを実際にカメラの前で使用しての実験もあり、本物の薬物の怖さや危険性も感じ取ってくれたと思います。わかりやすい言葉で丁寧に一つ一つ説明をいただいたことによって、今回の学びの趣旨である、『薬物についての正しい知識と、正しい判断力を持つ必要性』を積極的に学習することができました。
川越中学校では「命の大切さを考える講演会」を大切にしています。この取り組みなどを通して、子どもたちが自らの大切な命、他者の大切な命を守るために、自ら考える子どもたちの育成に努めいきます。
2022年10月19日更新|学校の様子