【「学びを止めない」ICT機器を活用したオンライン授業スタート】家庭と学校を「つなぐ」、授業を「つなぐ」、仲間と「つなぐ」。
川越中学校(川越町内の小中学校)では、この夏休みから一人一台タブレットの持ち帰りを始めました。夏休みには、各学年からの宿題や課題をタブレットを活用して取り組んだり、タブレット内に設定してある「ミライシード(学習ソフト)」を活用しての学習等を少しずつはじめました。9月2日(金)付で配付した「学校だより第18号」内の『新型コロナウイルス感染症に係る2学期以降の対応について<学校での感染症対策と対応>』として紹介させていただきました、『オンライン授業』。あくまで、子どもたちの体調を十分に考慮したうえで、保護者の皆様(各家庭)からの申し出により、「Googleclassルームを用いてリアルタイムで授業をつなぐ」学習をスタートしました。学校には予備タブレットが少ないため、本人のタブレットを教室内の席に固定し、授業を固定カメラにて配信をしながらの授業形態にてすすめました。各ご家庭では自宅でのPC/スマホ等での対応をお願いしました。
「黒板の文字が見えにくい」などの意見もあり、教室内の一番前の座席から配信をするなど、試行錯誤しながらも、徐々に対応ができるようになりました。なにより、クラスの仲間がオンライン授業の状況をしっかりと理解し、自宅で学習を頑張る仲間に思いを馳せながら、先生だけではなく子どもたち同士がタブレット越しに声を掛け合いながら学びをしている様子もありました。移動教室でも、同じ班の仲間がタブレットを持ち、声をかけながら教室移動している様子はあたたかい子どもたちの関わりを感じることができました。まだまだ、物理的な課題や、学校側の工夫など改善の余地はありますが、「子どもたちの学びを止めない」ことを目的として、「つながり」を大切にしたオンライン学習を始めていきたいと思います。
【写真は各教室において、子どもたちのタブレットで固定カメラに設定して授業を配信している様子です】
2022年09月9日更新|学校の様子