【生徒会】生徒会テレ通信第9号(技術科 家でもできるDIY授業 踏み台 その1)
今回は、介護施設から「踏み台」を作ってもらえないかというご依頼がありました。反響!!
ボランティア活動の一環として取り組ませていただきました。
【条件】
① 高さが調節できるもの。
② 車いすで前かがみになった時、両足で踏ん張れる面積
③ 100キロ前後の荷重に耐えられること。
【材料】今回使用した材料も端材(ハザイ)ですので、材料費はかかりませんでしたが、ちなみに以下のような材料が必要となります。
① 板材 縦300×横350×厚さ15mm 1枚(今回は余っていたフローリング材を使用)
② 板材 縦 50×横350×厚さ15mm 6本(余っていた板材から切り出しました)
③ 板材 縦 50×横270×厚さ15mm 6本(余っていた板材から切り出しました)
④ 角材 縦 30×横 30×高さ40mm 12本(30mm角の棒材が余っていたので切り出しました)
⑤ 角材 縦 30×横 30×高さ10mm 4本(30mm角の棒材が余っていたので切り出しました)
↓ 2枚の板から 板材を切り出します。いわゆる、枠組みになる木枠です。
ホームセンターでは一本の角材を購入して、2種類の長さにそれぞれカットしてもらえます。時短になります。
↓ 30mm×30mmの角材があったので、これを利用して高さを調節する踏み台を作ります。
↓ 事前にカットした板材をボンドで接着し、四隅に30mm×30mm×10mmの角材を配置します。
この角材は接着しちゃだめよ。きちんと長方形の形にするには、画用紙を敷き角の直角を部分を利用するとよいでしょう。
↓ 四隅に置いた角材は、足下駄(あしげた)になるわけで、本当に接着するものは写真の通り
30mm×30mm×40mmの角材です。木枠の外から見るとよくわかります。木枠の上に木枠がはまる仕組みとなります。
↓ 足をのせる天板は、余っていたフローリング材(リフォームしている家や新築中の家からいくらでも余ってきます)
↓ 足下駄となっていた角材を取り除くと、このような仕組みになって木枠が合体します。天板の裏には補強材を2本差し込みます。(自由)
↓ フローリング材は見た目が美しい。実施洗面台の下に置いてみるとこんな感じです。
車いすの方が食事をするときは低く、靴を履くときは少し高くするそうです。
2020年05月4日更新|学校の様子