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【(2年1組家庭科授業「調理実習」より)令和6年度も栄養教諭と家庭科授業担当のコラボでの「食育授業」を進ます!】「食育教育推進」は川越中学校の学校教育ビジョンの『心とからだの健康』に位置づけられている大切な柱となる取り組みです。三重県学校給食会共催で行う調理実習の様子から。

一昨日5月13日(月)2年1組4限目・5限目の家庭科授業の様子から。1週間かけて、2年生の家庭科の授業として「食育講座(調理実習)」を実施しています。三重県学校給食会共催で行う今回の食育講座(調理実習)の単元内容は『加工食品』についてです。授業のめあては『加工食品の特徴を理解し、加工食品を体感しよう。~「みそ」を作り「きなこ」「しょうゆ」を食す』です。

川越中学校のでは一昨年度から、「食育教育推進」を大切な柱と位置づけ、令和6年度学校教育ビジョンにおいても重点項目のひとつ『心とからだの健康』の具体的な取り組みとして、「地域とともにある食育教育推進」を昨年度より継続して位置付けている大切な授業の取り組みです。

 

食育は『生きる力』を育むことという観点において、栄養教諭の岸根先生(川越北小兼務)はじめ、川越町健康推進課はじめ地域のみなさんの力をお借りして、『地域とともに「食育の環(わ)」』を計画的に系統立てて広げ、推進していきたいと考えています。

2年生では家庭科授業のまとめとして「調理実習」がスタートしました。一昨日は2年1組から。実習に至るまでの事前指導・事前準備をしっかりと取り組んできたことがよくわかる生徒の動きでした。調理の工程をタブレットやプリントを参考にして、学習班にて作業を進めていきます。みんな手際よくスムーズに実習が進んでいきます。学習班で声を掛け合いながら、教え合いながら、協力し合いながら「みそづくり」と「白玉だんご」を作っていきます。班の中で一人一人が「今自分がすべきこと」を理解しながら取り組んでいる姿から、2年生のみんなの成長をすごく感じ取ることができます。みんな本当に手際よく上手に作っています。

 

そして、授業担当の大池先生の授業に対する様々な工夫と丁寧な事前指導、わかりやすい単的な説明。大池先生の調理実習、そして食育を大切にしている想いと考えがしっかりと伝わってくる2時間でした。何よりも『加工食品』として、自分たちで「みそづくり」に取り組むという発想・アイデアなど、栄養教諭の岸根先生と時間をかけてプログラムを見通しを持って計画し、実践していることには感心をするとともに、子どもたちに「食育教育」を通じて『どんなチカラをつけさせたいのか』を明確にしながら、学校教育ビジョンの具現化を「食育」を通じて発信していただいていいることにただただ感謝するばかりです。これからも、川越中学校では、「食育」にかかわる様々な授業体験を通じて、「食」に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身につけ、健全な食生活を実践できる力を育みます。川越中学校は,これからも「食育』を通じた『食育実践の環(わ)』を広げていきます。

 

2年生1組の子どもたちは、説明ではしっかりと説明や手順を聴き、必要に応じて学習シートに書き込み、「みそづくり」と「白玉だんご」を作る作業になると手際よく、班の仲間と協力をしながらすすめていきます。本当にあたたかい雰囲気の中、みんないきいきと取り組んでいます。このような様子からも2年生のみなさんの成長をあたらめて感じとることができる授業となりました。みんな班の仲間と相談しながら、協力して一生懸命に取り組んでいます。

 

川越中学校は、「食育」を家庭科の授業、総合の授業、学活等を通して、栄養教諭(川越北小兼務)と川越町健康推進課、安全環境課等との連携を図り進めていきます。地域とともに「食育」を通じて、子どもたちの「生きる力」を育み高めます。令和2年度より「食育」を進めていますが、今年度(令和6年度)も、昨年度に続き、学校教育ビジョン(学校教育目標を実現するための具体的な取り組みとして)にも「地域とともにある食育教育」を位置づけて、計画的に系統だって取り組んでいきます。家庭科授業担当の大池先生と栄養教諭の岸根先生がみんなの発達段階に応じて、そして地域の実情に応じた食育の授業づくりを工夫しながら丁寧に取り組んでいただいています!いつもありがとうございます!こどもたちにとって、大変いきいきとした活動となり、とても素晴らしい実践力のある授業でした。

 

【 川越中学校食育授業の目的 】

① 栄養教諭・養護教諭・家庭科教科担当と連携し、食育の授業を進めることで、生徒が心身の成長や健康の保持増進の上で望ましい栄養や食事の摂り方を理解し、日常生活で実践できる力を身に付けさせる。② 日常生活における防災対策の意識付けとして非常食(アルファ米)を活用したり各家庭で準備した非常食を食品ロスにしないための工夫をしたりする取り組みを通して、生徒がSDGsと食品ロスについて学ぶ機会とする。

③ 各学年の教科学習と関連付けた内容を学習することで、生徒が日常的に「食事」の重要性を理解し自ら健康を管理する能力を身に付ける。

 

2024年05月15日更新|学校の様子

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