4年ぶりの『保育実習①(3年2組の様子から)』感想から(意識をしたこと)「笑顔でお話を聴く。お尻をつけて座らず、何かあったらすぐに立ち上げれるように「しゃがんで話を聴く」。ダメなことは優しくはっきりと教えてあげることを大切にかかわりました。
3年生は先週までで予定通り「2学期期末テスト」が終了をし、今週月曜日11月20日は『3年生保育実習①』
として、3年2組と3組が2限目から4限目までの時間を家庭科授業として『保育実習』を実施いたしました。
【目的として】
①幼児と触れ合い、生活の様子や、自分たちとの違いに気づくことができる。
②事前に幼児に合った接し方や遊び方を考えることができる。また、当日それを実践し、工夫して触れ合うこ
とができる。
③絵本を基にして班で紙芝居を作成し、園児と一緒になって楽しめるように考え、工夫することができる。
④校外活動(学習)中のルールとマナーを守り、実習の目的に沿った活動ができる。
長いコロナ禍において、多くの学校行事や体験学習が中止や延期を余儀なくなれてきました。川越中学校の強みでもある『地域と一体となった教育活動』がほとんどできない年月が過ぎていきました。今年度の5月にコロナが5類となったことを機に、多くの学校行事をできるかぎり4年前までの活動に戻してきました。そのひとつが『保育実習』です。
川越中学校では「家庭科授業」の単元『保育』にて、「保育実習を計画いたしました。11月20日(月)が3年生2組と3組。11月27日(月)が1組と4組が保育実習を行います。川越町内の北部保育所・中部保育所・南部保育所・ひばり保育園・川越幼稚園の5施設において体験を依頼し、快くお引く受けていただきました。まだまだ感染症等が心配な面がある中、本当に感謝いたします。また、体験におきましては、川越中学校の子どもたちに対して、ご指導、ご助言やかかわり方について丁寧な対応をいただきましたこともあらためてお礼申し上げます。来週27日(月)の2回目の保育実習もよろしくお願いいたします。
写真は、3年2組の3つのグループ(16名)が1歳児から5歳児までのクラスに割り振っていただいたうえで、保育実習の実践に入りました。家庭科の授業では事前指導として、各班ごとに「絵本」を作成し、当日の「絵本の読み聞かせ」にむけて練習をしてきました。園児たちは絵本の読み聞かせにとっても喜んでいたと聴かせてもらいました。
【参加した子どもたちの感想から(一部抜粋)】
・「2歳児クラスでは、思っていた以上に自分一人でできている事があって、2歳でもいろんな遊びやきれいにごはんを食べたり、着替えたりできていた」
・「自分からかかわること」で子どもたちがたくさん来てくれた。予想以上に楽しかった。めっちゃ好かれた。」
・「訪問前は、無邪気で元気・いたずらが好き・自分勝手などと思っていたが、実際は、いろいろ教えてくれる・優しい・行き過ぎた行動はしない・先生の言うことをしっかりと聞ける・可愛らしい」でした。
・ちゃんとコミュニケーションもとれるし、遊びなどをするときはルールを親切に教えてくれたりして、こっちが気を使われているような感じだった。
来週11月27日(月)は「保育実習②」として、3年生1組と4組で2限目から4限目にかけて実施をします。今週同様に、来週も川越町内5つの保育施設の園長先生はじめ、先生方、そして園児のみなさん。お世話になります。よろしくお願いいたします。
2023年11月22日更新|学校の様子