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HOME > 学校の様子 > 【土曜日の部活動「三重郡3校野球部合同練習会」】部活動地域移行の拠点活動型を考えて
本日1月21日(土)の川越中学校のグラウンドには、三重郡内の3校(八風中学校を除く)が集まっての合同練習会が開催されました。このように冬場の野球部におけるシーズンオフの体力づくりを目的とした練習風景としてはよくある取り組みです。川越中学校の野球部の生徒はもちろん、体力づくりのしんどい練習でも、他校の部員と協力して、切磋琢磨しながらの合同練習には活気と元気があり、お互い刺激をもらいながらの素晴らしい活動となっていました。しかし、本日の取組は、三泗地区の軟式野球部専門部会が中心となって、今後の部活動を地域移行を見据えて、「拠点活動型」のモデルをイメージしながらの取組です。文部科学省から令和2年に「学校の働き方改革を踏まえた部活動改革について」答申がが出されました。その中で、「土曜日曜、祝日の休日に教師が部活動の指導に携わる必要がない環境を構築する」とされています。この内容を受け、「令和5年度以降、休日の部活動を段階的に地域移行を進めていく」という教員の働き方改革を目的とする動きが始まっています。そして、令和4年6月にはスポーツ庁、8月には文化庁に「部活動の地域移行に関する検討会議提言があり、令和4年12月に『総合的な部活動ガイドライン』が改訂され、全国の各市町が中心となり、「運動部・文化部の部活動地域移行」への動きが本格的に始まりました。大きな柱は次の3点です。1つは、休日の部活動を持続可能な活動とするために、できる限り地域の人材を中心とした「部活動指導員の拡大」も大きな柱でもあります。2つ目は、本校の陸上競技部のように、「少年団活動や、総合型地域スポーツクラブとの連携」。本校の「陸上競技部」における来年度新入生(現在の小学校6年生)からの入部受け入れ募集を停止し、川越町陸上少年団をはじめ、各スポーツ少年団へ移行をしていくのも、この取り組みのひとつでもあります。3つ目は、本日の野球部の取り組みを1つの今後のケースとしての、「各競技種目における拠点型活動」です。このように、中学校現場では、各市町が中心となり、部活動の地域移行へ動きが着実に動き出しています。
2023年01月21日更新|学校の様子
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